文献
J-GLOBAL ID:201502214752573697   整理番号:15A0842306

多剤耐性Enterobacteriaceaeの拡散における伝染性耐性プラスミドと国際的に高リスククローンの役割

The Role of Epidemic Resistance Plasmids and International High-Risk Clones in the Spread of Multidrug-Resistant Enterobacteriaceae
著者 (6件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 565-591  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: T0713A  ISSN: 0893-8512  CODEN: CMIREX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大腸菌の配列タイプ131(ST131)およびKlebsiella pneumoniae ST258は2000年台に重要なヒトの病原菌として現れ,世界に広がり,それぞれの種での抗菌薬への耐性株として増加してきている。大腸菌ST131は腸外感染を起こし,またフルオロキノリン耐性や広いスペクトルを持つβ-ラクタマーゼ生産性を示すものとして知られている。一方,K. pneumoniae ST258株は尿道や気道に感染し,KPC-2, KPC-3などのカルバペネマーゼと関連している。ST131株は1型フィンブリエのアドヘシン遺伝子fimH30を持つ系列が多く,この系列が2000年台初期に誕生し,H30-R, H30-Rxなどの系列に繋がっている。ST258の系列は2つのクレードに分かれており,元々ST11とST442の間の大きな組換え現象によって生じたことが分かってきた。これらのクローンが優勢なのは,blaCTX-MやBlaKPCなどを持つ不和合性グループFのプラスミドを持つためである。これらのクローンは国際的に高いリスクを持つ多剤耐性クローンの典型と言えるが,これらに関する情報を総括した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般 

前のページに戻る