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J-GLOBAL ID：201502214816463351   整理番号：15A0833068

腫ようの術後再発を防ぐためのTaiwanin A導入ポリウレタン繊維シート

Taiwanin A incorporated polyurethane fiber sheets for prevention of postoperative cancer recurrence

著者 (5件)： BATNYAM Onon (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  UEMATSU Hideyuki (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  CHOU Chih-Wei (China Medical Univ., Taichung, TWN) ,  SUYE Shin-ichiro (Univ. Fukui, Fukui, JPN) ,  FUJITA Satoshi (Univ. Fukui, Fukui, JPN)
資料名： Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition  (Journal of Biomaterials Science. Polymer Edition)
巻： 26  号： 7/9  ページ： 558-571  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： W0274A  ISSN： 0920-5063  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗腫よう剤Taiwanin A(TA)を導入したポリウレタン(PU)繊維のシートを,腫ようの術後再発防止用材として開発した。TAとPUをDMF:THF(1:9v/v)に溶解し,エレクトロスピンニング手法でTA導入PU繊維シートを調製した。薬剤導入シートの形状と構造を走査電子顕微鏡法とFTIR法で解析し,また,機械的性質も調べた。シートは8MPaの弾性係数,30MPaの引張強度を持っていた。HT1080細胞および3T3細胞を使ってin vitro薬物放出および抗腫よう効果の試験を行った。薬剤放出は最初の7日内に15%起こり,以後,放出が継続して腫よう細胞の増殖および遊走を防止した。本研究のTA導入PUシートは,その機械的性質および生物学的性質から消化器官手術後の部位への適用が可能と推定した。

シソーラス用語： 再発 ,  抗腫瘍薬 ,  *布 ,  *医用素材 ,  機械的性質 ,  弾性係数 ,  引張強さ ,  3T3細胞 ,  腫瘍細胞 ,  *薬物放出 ,  抗腫瘍作用 ,  走査電子顕微鏡 ,  FTIR分光法 ,  *ポリウレタン繊維
準シソーラス用語： HT1080細胞 ,  術後再発 ,  *繊維シート

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

物質索引 (1件)： タイワニンA

タイトルに関連する用語 (3件)： 腫よう ,  術後再発 ,  ポリウレタン繊維