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J-GLOBAL ID：201502214832325589   整理番号：15A1275979

ナノ秒パルスファイバレーザによる金属切削は進展している

Nanosecond pulsed fiber lasers advance in metal cutting

著者 (1件)： GABZDYL Jack (SPI Lasers, Southampton, GBR)
資料名： Laser Focus World  (Laser Focus World)
巻： 51  号： 10  ページ： 49-52  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： B0681B  ISSN： 1043-8092  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本解説ではナノ秒パルスファイバレーザを用いた金属加工の現状について,金属の厚さや反射率と加工技術の関係をもとに議論した。レーザによる材料加工としては,金属材料へのマーキングが最も良く知られているが,近年盛んになりつつある応用が,広範囲の金属に対してノズルやアシストガスを必要としない微細加工である。特に金属薄層ではレーザ光の透過により,切削は単純で迅速に行える。従って特別なガス工程は不必要である。一方金属板が0.5mm以上に厚くなると,レーザ光の減衰のために一度の走査だけでは加工できず,また加工溝の形状の乱れを防止するため,ビームパラメータの最適化等が必要である。レーザによる切削技術は金属に限定されない。波長1μmに対してある程度以上の吸収がある材料,例えばシリコン,カーボン強化プラスチック,セラミックス,あるいは電子産業で使用される多層材料で十分な加工が可能である。

シソーラス用語： *ファイバレーザ ,  *金属 ,  *切削 ,  パルス ,  マーキング ,  ノズル ,  気体 ,  ケイ素 ,  セラミック
準シソーラス用語： アシストガス ,  シリコン ,  ナノ秒パルス

分類 (3件)： 固体レーザ  (BD04080W) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  特殊加工  (QC04000Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ秒パルス ,  ファイバレーザ ,  金属切削 ,  進展