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J-GLOBAL ID：201502214833219161   整理番号：15A0580308

浚渫した海底堆積物からの金属の逐次抽出

Step-Wise Extraction of Metals from Dredged Marine Sediments

著者 (4件)： YOO Jong-Chan (Chonbuk National Univ., Jeollabuk-do, KOR) ,  KIM Eun-Jung (Chonbuk National Univ., Jeollabuk-do, KOR) ,  YANG Jung-Seok (KIST-Gangneung Inst., Gangwon-do, KOR) ,  BAEK Kitae (Chonbuk National Univ., Jeollabuk-do, KOR)
資料名： Separation Science and Technology  (Separation Science and Technology)
巻： 50  号： 1-5  ページ： 536-544  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： D0435B  ISSN： 0149-6395  CODEN： SSTEDS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 汚染を受けた韓国,Haengam湾海底堆積物試料に含まれる金属を最大限に抽出するため,複数の抽出試薬:塩酸,水酸化ナトリウム,EDTA,クエン酸,を用いた逐次抽出法を研究した。分析対象金属元素はAs,Cd,Cu,Ni,Pb,Znであり,試料中のこれら金属の全量を王水抽出により確認した。Asの抽出に関し,塩酸での抽出では5回の抽出を繰り返し23%の抽出率であり,水酸化ナトリウムでは1回の抽出では14%抽出できるが,5回繰り返しても抽出割合は高くならない。EDTAやクエン酸のキレート試薬での抽出には向かない。海底堆積物中の重金属類は人の健康や生態系へ影響をおよぼす,これを評価する指標であるリスクインデンクッス(RI)は,主として抽出によるCd濃度の低下により,未処理堆積物に比べ49%低下する。

シソーラス用語： *海底堆積物 ,  浚渫土 ,  逐次分析 ,  *抽出 ,  *リスク評価 ,  重金属 ,  塩酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン
準シソーラス用語： 浚渫物 ,  フラクショネーション ,  分別

分類 (3件)： 抽出  (CC01040H) ,  海洋汚濁  (SB02040B) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

物質索引 (1件)： EDTA

タイトルに関連する用語 (3件)： 浚渫 ,  海底堆積物 ,  逐次抽出