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J-GLOBAL ID:201502214848495646   整理番号:15A0936619

量子ドットの生体皮膚浸透と代謝

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資料名:
巻: 42  号: 11  ページ: 935-942  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2583A  ISSN: 1674-7232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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皮膚は身体の最大器官であり、直にナノ材料を含む日焼け止めクリーム、化粧品等と接触する。但し、ナノ材料の皮膚浸透性についてはあまり理解されていない。本文では、水溶性硫セレン化カドミウム(CdSeS)量子ドットの生体マウス皮膚に対する浸透性とその体内の代謝状況について研究を行った。量子ドット溶液をオスのICRマウスの背中の脱毛した部分に塗りつけた。蛍光顕微鏡と透過電子顕微鏡を量子ドットの皮膚と器官中の分布を観察するのに用いられ、誘導結合プラズマ原子発光分光法(inductively coupled plasma-mass spectrometry,ICP-MS)を111Cdの含有量の測定に用いられ、量子ドットの血液と器官中の含有量を確定した。実験の結果、量子ドットが角質層に浸透することができ、角質層の表面近辺の幾つかの層の角質細胞間と毛根中に集中していることが分かった。血液循環を通じて、量子ドットが肝臓と腎臓での沈積が重大で、除去するのが難しい。マウス一匹に0.32nmol量子ドットをぬり付けた場合、5日後には腎臓中に残存しているカドミウムイオンの濃度が依然として14ng/gを超過していた。こうした結果から、量子ドットはマウスの皮膚を通じて吸収され、肝臓や腎臓に深刻な影響を及ぼすことが分かった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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