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J-GLOBAL ID:201502214851473289   整理番号:15A0773399

スーパーKamiokandeにおけるn-<span style=text-decoration:overline>n</span>振動探査

Search for n-<span style=text-decoration:overline>n</span> oscillation in Super-Kamiokande
著者 (40件):
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巻: 91  号:ページ: 072006.1-072006.8  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 1550-7998  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近のp→e<sup>+</sup>π<sup>0</sup>およびp→<span style=text-decoration:overline>ν</span>K<sup>+</sup>への実験的制限により,最も簡単な(B-L)保存大統一理論(GUT),ミニマルSU(5),ミニマル超対称SU(5)などはすでに排除されている。さらに,初期宇宙(約10TeVスケール以上)で生成された(B-L)保存バリオン非対称性は,電弱ボソンを含む三角アノマリーによって現在までに除去されているべきであることが示されている。したがって,(B-L)を破る反応の探査は宇宙の観測されるバリオン数非対称性の説明においてその重要性を増してきている。中性子-反中性子(n-<span style=text-decoration:overline>n</span>)振動は,Bおよび(B-L)を2ユニット破る過程で,ニュートリノ質量を説明するシーソー機構を取り入れた多くの仮説的模型で予言されている。この論文では,Super-Kamiokandeにおける,1489実日数あるいは2.45x10<sup>34</sup>中性子-年照射線量データを用い,n-<span style=text-decoration:overline>n</span>振動探査を行った。その結果,n-<span style=text-decoration:overline>n</span>振動の証拠は見つけ得なかった。大きな実験的不定性のあるすべての源を含む解析において,<sup>16</sup>Oに束縛された中性子の寿命に対する下限を,90%の信用度で1.9x10<sup>32</sup>年と求めた。原子核抑制因子0.517x10<sup>23</sup>s<sup>-1</sup>の理論値とその不定性を用い,対応する自由中性子の振動時間に対する下限を,2.7x10<sup>8</sup>秒と計算した。
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分類 (2件):
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素粒子と場の理論一般  ,  宇宙論 
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