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J-GLOBAL ID：201502214863427088   整理番号：15A0939165

ブドウの色の詳細制御のための新規な候補遺伝子

New candidate genes for the fine regulation of the colour of grapes

著者 (7件)： COSTANTINI Laura (Fondazione Edmund Mach, Trento, ITA) ,  MALACARNE Giulia (Fondazione Edmund Mach, Trento, ITA) ,  LORENZI Silvia (Fondazione Edmund Mach, Trento, ITA) ,  TROGGIO Michela (Fondazione Edmund Mach, Trento, ITA) ,  MATTIVI Fulvio (Fondazione Edmund Mach, Trento, ITA) ,  MOSER Claudio (Fondazione Edmund Mach, Trento, ITA) ,  GRANDO Maria Stella (Fondazione Edmund Mach, Trento, ITA)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 66  号： 15  ページ： 4427-4440  発行年： 2015年 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アントシアニンやその誘導体はブドウやワインの色を直接決めるだけでなく,ヒトの健康にも有効であると報告されている。ブドウの果皮のアントシアニン蓄積を決定する要因は明らかになってきたが,その分子制御の詳細は完全には理解されていない。筆者らは,Syrah×Pint Npirの交雑から得た170のF1について,4生育シーズンにわたり,成熟期の15種類のアントシアニン類の含量を特性化した。この多数のデータを高密度遺伝子地図と組み合わせて,アントシアニン経路を制御するゲノム領域を検出した。量的形質遺伝子座の信頼区間と漿果発育中の発現プロファイルの遺伝子予測によって,アントシアニン生合成の全般的制御の同調に関与すると想定される遺伝子を同定した。本研究によって,過去にほとんど評価されていなかった新規な情報を得ることができた。これらの遺伝子は,ブドウやワインの質を改良するための分子ベースの育種プログラムに有効に利用できると思われる。

シソーラス用語： *ブドウ ,  色 ,  *アントシアニン ,  量的形質遺伝子座 ,  *遺伝子 ,  遺伝子地図 ,  果物 ,  バイオチップ
準シソーラス用語： アントシアニン類 ,  マイクロアレイ ,  育種プログラム ,  果皮色 ,  候補遺伝子 ,  代謝プロファイル ,  漿果

分類 (3件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (3件)： ブドウ ,  色 ,  候補遺伝子