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J-GLOBAL ID:201502214872214894   整理番号:15A0480989

複合共重合体ハイブリッド銀ナノ粒子:調製と抗菌性及び細胞毒性の特性化

Composite copolymer hybrid silver nanoparticles: preparation and characterization of antibacterial activity and cytotoxicity
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 772-779  発行年: 2015年02月07日 
JST資料番号: W2349A  ISSN: 1759-9954  CODEN: PCOHC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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薬物耐性菌による感染症,特に院内感染症についての関心の高まりとともに,効果的で安全な抗菌剤の開発が急務となっている。ここでは抗菌活性が高く,細胞毒性の低い優れた抗菌剤を開発して住民の健康を促進するための研究について報告した。共重合体とAgNO3の存在下においてNaBH4の還元によって複合共重合体ハイブリッド銀ナノ粒子(AgNP)を合成した。2-(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート(DMAEMA)及びポリ(エチレングリコール)メチルエーテルメタクリレート(PEGMA)セグメントからなる複合共重合体を可逆的付加開裂連鎖移動(RAFT)重合によって調製し,次いでこの共重合体を四級化して静電相互作用による細菌膜へのAgNPの付着を高めた。共重合体バイブリッドAgNPはP. aeruginosa(グラム陰性菌)及びS. aureus(グラム陽性菌)に対して高い抗菌活性を示し,濃度が8μg mL-1であっても細菌の増殖を防ぐことができる。さらに共重合体ハイブリッドAgNPは無視できるほどの溶血現象と低い細胞毒性を有していた。このナノ粒子は細菌膜を不可逆的に破壊して細胞質構成成分の放出を起し,最終的に細胞死をもたらす。これらの結果より,共重合体ハイブリッドAgNPは臨床面における抗菌剤として用いる可能性を有することが分かった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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共重合  ,  高分子と低分子との反応 
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