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J-GLOBAL ID：201502215023268228   整理番号：15A1025205

高分子特性を維持した機能材料へのリグニン類の技術的変換

Conversion of technical lignins to functional materials with retained polymeric properties

著者 (1件)： MATSUSHITA Yasuyuki (Nagoya Univ., Graduate School of Bioagricultural Sciences, Furo-cho Chikusa-ku, 464-8601, Nagoya, Aichi, JPN)
資料名： Journal of Wood Science  (Journal of Wood Science)
巻： 61  号： 3  ページ： 230-250  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： L3386A  ISSN： 1435-0211  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相当量の工業的グニンが製紙工業で生産される。しかし,大部分の工業的リグニンはサーマルリサイクル用に燃やされ,数パーセントが材料(例えば,分散剤としてのリグノスルホナート)として用いられる。未変性リグニンは非常に複雑構造を有しており,パルプ化過程に依存して構造的変性の影響を受け易い。このように,リグニンの有効利用を妨げる。リグニンを機能材料に変えるのに用いられる手段とは,単量体フラグメントへの解重合,続いて機能材料に再び作り直す,そして化学修飾を含む。これにより,高分子特性を維持した機能性高分子を生み出す。本論文では後者を論じる。クラフトリグニン,リグノスルホンナート,およびオルガノソルブリグニンを含む工業的リグニンの特性,およびポリエステル,ポリエーテル,ポリウレタンなどの機能材料へのそれらの変換,および数分野におけるリグニンをベースにした材料の利用を論じる。Copyright 2015 The Japan Wood Research Society Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リグニン ,  セルロース ,  木材工業 ,  製紙工業 ,  リグニンスルホン酸 ,  ポリエステル ,  ポリエーテル ,  ポリウレタン ,  解重合 ,  化学修飾 ,  パルプ化 ,  *廃物利用 ,  再生資源 ,  天然材料 ,  クラフトリグニン
準シソーラス用語： リグノスルホネート ,  *廃棄物利用 ,  再生可能な資源

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  パルプ廃液とその利用  (YL02040L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 分子特性 ,  機能材料 ,  リグニン