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J-GLOBAL ID：201502215359751547   整理番号：15A1333244

太平洋岸地域において使用された送電鉄塔クロスアームの塗膜下腐食

Underfilm Corrosion of Transmission Tower Cross-Arms Service-Used in a Pacific Coast Area

著者 (6件)： FUSE N. (Central Res. Inst. of Electric Power Ind., Kanagawa, JPN) ,  NAGANUMA A. (Central Res. Inst. of Electric Power Ind., Kanagawa, JPN) ,  FUKUCHI T. (Central Res. Inst. of Electric Power Ind., Kanagawa, JPN) ,  HORI Y. (Central Res. Inst. of Electric Power Ind., Kanagawa, JPN) ,  MIZUNO M. (National Inst. of Information and Communications Technol., Tokyo, JPN) ,  FUKUNAGA K. (National Inst. of Information and Communications Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Corrosion (Houston, Tex.)  (Corrosion (Houston, Tex.))
巻： 71  号： 11  ページ： 1387-1397  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： B0320A  ISSN： 0010-9312  CODEN： CORRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の太平洋岸地域に設置された送電線鉄塔から撤去されたクロスアームの塗膜下腐食の特徴をテラヘルツ(THz)イメージングと複素インピーダンス測定により調べた。その結果,いくつかの塗膜下腐食状態がTHz波マップで明らかにされた。腐食は海風を受ける面で激しく,その反対面では少ない。下地/塗膜界面から腐食液が流れ隣接面でも腐食が生じるのでTHzによる調査は主な腐食箇所の隣接部にも実施する必要があることが分かった。複素インピーダンスから得られる抵抗Rと容量Cの値により塗膜の劣化程度が明らかになった。塗膜のRが10⁷ Ωcm²以下になると腐食が生じる傾向を示した。また設置箇所の高度が高いほど劣化が顕著になった。劣化の程度の二次元分析により塗膜の劣化と鋼の腐食の関連性が明らかになることが分かった。

シソーラス用語： *山形鋼 ,  *亜鉛めっき ,  *防食塗料 ,  *塗装 ,  *送電塔 ,  *大気腐食 ,  日本 ,  太平洋 ,  沿岸地区 ,  *画像診断 ,  電気化学インピーダンス ,  *腐食機構 ,  *防食塗装 ,  *塗膜下腐食 ,  複素インピーダンス ,  *棒 ,  *金属棒 ,  *機構
準シソーラス用語： *テラヘルツイメージング

分類 (3件)： 腐食  (WB03030B) ,  電力線路要素・工事  (NB05020V) ,  その他の特殊構造物  (RA05020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 太平洋岸 ,  地域 ,  送電鉄塔 ,  塗膜下腐食