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J-GLOBAL ID:201502215409550742   整理番号:15A1019078

1983-1995年の東南極の季節的氷域におけるミクロおよびメソ動物プランクトンの空間分布

Spatial distribution of micro- and meso-zooplankton in the seasonal ice zone of east Antarctica during 1983-1995
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 319-326  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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南氷洋における動物プランクトンの地理的分布に関する多くの研究は,南極オキアミ類および大サイズのかいあし類のようなマクロサイズ動物プランクトン(2-20mm)に歴史的に焦点をおいてきた。一方,高い豊度およびバイオマスにもかかわらず,ミクロ(20-200μm)およびメソサイズ(200μm-2 mm)動物プランクトン群集の分布パターンはほとんど理解されていない。本研究では,昭和基地近くのCosmonaut海での季節的氷域における大きなミクロ動物プランクトン(100-200μm)およびメソ動物プランクトン群集の分布パターンを調査し,これらの群集に及ぼす環境因子および水の性質の影響を調べた。この調査は,1983年および1995年の間のミクロおよびメソ動物プランクトン種の定量的豊度および群集構造の推定に適切な100μmメッシュ網で収集されたサンプルに基づいたものであった。マクロ動物プランクトン種は,海洋前線の温度および塩分により影響されることをサンプルのクラスタ分析が明らかにした。メソ動物プランクトンのなかで,ケンミジンコおよび小さいカラヌスかいあし類は遍在性分布する傾向があった。しかし,マイクロ動物プランクトンのなかで,foraminiferansおよび有鐘類の分布は海氷範囲と関連した。ミクロおよびメソ動物プランクトンの分布は,南氷洋における海洋生態系に及ぼす環境変化の影響を推定するために用いることができるであろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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宇宙・地球の科学一般  ,  プランクトン  ,  個体群生態学 
引用文献 (35件):
  • Atkinson, A., 1998. Life cycle strategies of epipelagic copepods in the Southern Ocean. J. Mar. Syst. 15, 289-311.
  • Atkinson, A., Sinclair, J.D., 2000. Zonal distribution and seasonal vertical migration of copepod assemblages in the Scotia Sea. Polar Biol. 23, 46-58.
  • Alder, V.A., 1995. Ecolia y sistematica de Tintinnina (Protozoa, Ciliata) y microzooplancteres asociados de aguas antarticas. Ph. D. Diss.. Univ. Buenos Aires, pp. 1-317.
  • Alder, A.V., 1999. Tintinnoinea. In: Boltovskoy, D. (Ed.), South Atlantic Zooplankton. Backhuys Publishers, Leiden, pp. 321-384.
  • Banse, K., 1982. Cell volumes, maximal growth rates of unicellular algae and ciliates, and the role of ciliates in the marine pelagial. Limnol. Oceanogr. 27,1059-1071.
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