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J-GLOBAL ID：201502215575452864   整理番号：15A0951578

静止軌道デブリ環境推移モデルGEODEEMの3次元モデルへの拡張

Upgraded Space Debris Evolutionary Model for the Geosynchronous Earth Orbit

著者 (3件)： 有吉雄哉 (九州大学大学院工学府航空宇宙工学専攻) ,  花田俊也 (九州大学大学院工学研究院航空宇宙工学部門) ,  花田俊也 (九州大学国際宇宙天気科学・教育センター)
資料名： 航空宇宙技術(Web)  (Aerospace Technology Japan, the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences (Web))
巻： 11  ページ： 61-67 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0120A  ISSN： 1884-0477  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静止軌道環境を対象としたスペースデブリの環境モデルであるGEODEEMのアップグレード内容と最新バージョンを用いた静止軌道環境の将来予測結果について述べた。今回のアップグレードでは10cm以上の物体すべての軌道計算を行うようにし,物体の個々の衝突率の算出と,いままでのモデルでは不可能であった,ある特定の軌道上物体を取り除くといったシミュレーションシナリオが描けるようになった。今後100年間の静止軌道環境の推移の結果を,前モデルGEODEEM3.1と比べると,衝突回数に違いが見られたものの,定性的にほぼ一致し,静止軌道上では人工物体同士の衝突が起こる可能性は非常に小さく,爆発によってスペースデブリの増加が起こると考えられる。大気抵抗が働かないため自然浄化は期待できないため爆発を抑制することが重要となる。

シソーラス用語： *静止軌道 ,  *スペースデブリ ,  モデル ,  計算 ,  *環境モデル
準シソーラス用語： 軌道計算 ,  進化モデル

分類 (1件)： その他の飛しょう体の力学的事項  (QK02070H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 静止 ,  軌道デブリ ,  環境 ,  推移 ,  モデル ,  3次元モデル ,  拡張