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J-GLOBAL ID:201502215583045135   整理番号:15A0832127

フォトダイオードアレイ検出HPLCを用いた微分クロマトグラフ法によるカフェインの定量

HPLC Determination of Caffeine Using a Photodiode Array Detector and Applying a Derivative Processing to Chromatograms
著者 (6件):
資料名:
号: 63  ページ: 48-57  発行年: 2014年12月01日 
JST資料番号: S0144C  ISSN: 1882-7314  CODEN: NJDKAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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フォトダイオードアレイ検出HPLCを用いた微分クロマトグラフ法による希釈尿あるいは風呂水からのカフェインの回収について検討した。通常のクロマトグラムを微分(d(Abs)/d(min))し,微分クロマトグラムを得る。目的の化合物のピーク位置は,微分次数によるずれるが,同じ微分次数で比較すると一定しており,保持時間による定性能は微分後も維持されていた。標準溶液を用いた定量下限値は,リニアグラジエント溶出(1→100%アセトニトリル)では溶離液として用いたアセトニトリルの吸収が影響を与え,カフェインが低濃度の場合にはピーク高さとの直線性が悪化した。実試料からのカフェインの回収は,波長259nm,2次微分実行時にリニアグラジエント溶出,アイソクラティック溶出(10%アセトニトリル)共最適であった。この条件は必ずしもカフェインが極大吸収を持つ波長,微分次数ではない。本結果は微分クロマトグラフ法での検出条件として,1)溶離液吸収の影響を受け難い波長を選択すること,2)目的物質であるカフェインの吸光度が極大でなくてもある程度大きいことが高感度測定に必要であることを示す。今回の結果はカフェインのみならず,他の化合物をHPLC分析する場合,特にHPLCに不慣れな使用者が条件検討する場合や自動分析装置に応用する場合にも利用可能な知見であると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
プリン,プテリジン  ,  水中の汚染物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析 

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