抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,自動車に乗って移動する際の車内会話を記録・提示することで,人と街の間に埋め込まれたタイムリーな知識を流通させることを目的とする。自動車に乗り合わせた人同士は,走行中の場所やその近辺について様々な会話をする。そのような会話は,その場限りの一過性のものではあるが,人がその時・その場にいることによって生起されることが多く,その場所や季節,時間帯と強く結び付いたタイムリーな情報が含まれる。これらは運転者に有用な気づきをもたらすだけでなく,街に関する知識ベースの構築を助け,街に関するニーズや機会の理解とそれを応用したシステムへの展開が期待される。本論文では,車内会話のようなタイムリーな情報の流通システムを実現するための基礎研究として,およそ10カ月にわたり車内会話を収集し,分析・分類したのでその結果を報告する。(著者抄録)