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J-GLOBAL ID:201502215751074510   整理番号:15A1112207

花こう岩中の主要造岩鉱物のほう素同位体分別の予備的研究【Powered by NICT】

A preliminary study on boron isotope fractionation of major rock-forming minerals in granite
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 740-746  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2045A  ISSN: 1000-0569  CODEN: YANXEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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中国南部の二花こう岩の全岩および主要造岩鉱物(黒雲母,斜長石,石英)のホウ素濃度とホウ素同位体組成を提示した。黒雲母は最も高いホウ素濃度を持ち,斜長石は中ホウ素濃度を有していた。石英は非常に低いホウ素濃度を有していた。花こう岩中のホウ素は主に黒雲母に存在し,斜長石構造は,Siおよび/またはAlを置換した。石英中の微量ホウ素は,流体包有物に濃縮することがあり得る。黒雲母は最低のホウ素同位体組成を持ち,石英は最高のホウ素同位体組成を有している。本研究は,最初に花こう岩における造岩鉱物間に存在するホウ素同位体組成の大きな差異があることを証明した。黒雲母と斜長石間のほう素同位体分別はQianlishan花こう岩のDadongshan花こう岩の3‰6-0.6‰をis9であった。黒雲母と石英との間のほう素同位体分別はQianlishan花こう岩のDadongshan花こう岩の9‰と10.2‰is9であった。酸素同位体データを組合せて,鉱物間の大きなほう素同位体の違いは後マグマ熱水変質により誘導されることを示唆した。四面体配位したホウ素と中性酸性流体を含むケイ酸塩間のほう素同位体のT依存性分別係数は方程式で近似した:1000lnα(ケイ酸塩流体)=-11.19×(10~3/T[ K] )+5.09となった。主分画効果はけい酸塩中の四面体配位ほう素への流体中のほう素の三方晶配位の変化に起因する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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