抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
インターネットに関する技術標準であるRFC(Request For Comments)においてIP(Internet Protocol)が定義されたことで,インターネットは広く普及したが,セキュリティ対策の議論は不十分なままであった。そのため,正常な通信を装った攻撃によって比較的容易にインターネットサービスが妨害されてしまう。また,攻撃手法は日々進化するため,現状のセキュリティ対策が今後も有効であることは保証されない。そのような状況下において,セキュリティ対策は一過性のものではなく,All-IPネットワークに必須な技術要素へと変化し,費用に対する考え方にもネガティブなイメージのある支出から事業継続に不可欠な投資へとパラダイムシフトが生じている。富士通は,この変化に応えるためにネットワークセキュリティ技術の開発,およびソリューション提供に取り組んでいる。本稿では,まずネットワークにおけるセキュリティ対策の課題について整理し,それらの課題解決に向けた技術要素を紹介する。そして,通信サービスの仮想化で注目されているSDN/NFV(Software Defined Networking/Network Functions Virtualisation)の技術を取り入れた富士通製品の特長を紹介する。(著者抄録)