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文献
J-GLOBAL ID:201502215778151657   整理番号:15A1033224

タイプ304ステンレス鋼の水素脆性における水素と歪誘起マルテンサイト変態の間の動的相互作用の役割

Role of Dynamic Interactions between Hydrogen and Strain-induced Martensite Transformation in Hydrogen Embrittlement of Type 304 Stainless Steel
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1772-1780 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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タイプ304ステンレス鋼の水素脆性における水素と歪誘起マルテンサイト変態の間の動的相互作用の役割を,改良水素チャージの後に破面を観察することで調べた。この改良チャージは3.5%NaCl溶液中で,曝気条件の下,80°Cにおいてカソード的に行ない,一方,白金対向電極上で発生する塩素と酸素の溶解を抑止し,これによりは低温で熱的に脱着する水素の量を増加させた。160°Cでの引張試験において,ステンレス鋼中のオーステナイト相の塑性変形が生じるが,歪誘起マルテンサイト変態は起きない。水素チャージ試片の破面は二重カップモードを呈し,ミクロな浅い窪みからなっている。25°Cでの引張試験において,マルテンサイト変態と塑性変形の両方が生じ,複雑に関係する;脆性域が破面の外周部で観察され,これは粒内および粒界破壊の両方を示す。-196°Cにおいて,マルテンサイト変態は増加するが,塑性変形の量は減少し粒界破壊の量が増加する。マルテンサイト変態が水素チャージの前に生じる時,粒界破壊が減少することを見出している。さらに,チャージした水素はオーステナイト相中の欠陥に捕獲され,粒界破壊の量も減少する。本調査は,水素とマルテンサイト変態の間の動的相互作用はタイプ304ステンレス鋼の水素脆性に重要な役割を演ずることを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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金属材料  ,  金属相変態 
引用文献 (53件):
  • 1) M. Nagumo: Suisozeisei no Kiso, Uchida Rokakuho, Tokyo, (2008), 185.
  • 2) P. L. Mangonon, Jr. and G. Thomas: Metall. Trans., 1 (1970), 1577.
  • 3) T. Suzuki, H. Kojima, K. Suzuki, T. Hashimoto and M. Ichihara: Acta Mater., 25 (1977), 1151.
  • 4) D. G. Ulmer and C. J. Altstetter: Acta Mater., 39 (1991), 1237.
  • 5) D. P. Abrahan and C. J. Altstetter: Metall. Trans. A, 26A (1995), 2859.
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