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J-GLOBAL ID:201502215784817321   整理番号:15A0707189

黄土高原におけるコムギの収量と水利用効率: 断根と葉除去に対する応答

Yield and water use efficiency of wheat in the Loess Plateau: Responses to root pruning and defoliation
著者 (12件):
資料名:
巻: 179  ページ: 6-11  発行年: 2015年08月01日 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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中国の黄土高原を含む半乾燥地の食糧安全保障にとって,作物の収量と水利用効率(蒸発散単位当たりの収量)が重要であるということが本研究の焦点である。筆者らは,水利用の調整を目的に,秋播コムギの収量,蒸発散および水利用効率の農業管理に対する応答を評価した。農業管理の要因を組み合わせた6つの実験,すなわち断根,葉除去,無処理および2段階の播種量(15~19,19~23gm-2)を行った。作物は2シーズンにわたって藁マルチ下で生育させた。湿潤年はそれぞれ休耕期に392mmと栽培期に252mm降雨があり,乾燥年は休耕期に341mm,栽培期に160mmの降雨であった。収量は2748~6669kgha-1の範囲であり,両管理および管理と播種量間の相互作用に応答した。無処理と比較して,断根は高播種量で乾燥年には28%,湿潤年には8%子実収量が増加し,低播種量では収量に影響しなかった。季節的な蒸発散はいずれの実験条件にも応答しなかった。それゆえ,高播種量で乾燥年には断根植物の水利用効率が上昇した。葉除去は乾燥年には収量に影響しなかったが,湿潤年には無処理と比較してバイオマスと子実収量が低下した。水利用効率は,湿潤年には高播種量の葉除去で低かった。断根が乾燥条件で藁マルチ下の秋播コムギの収量と水利用効率を改良すると結論付ける。葉除去の茎葉飼料を考慮すると,秋播コムギの二重目的利用が乾燥年には子実収量に影響を与えることなく可能であるかもしれないが,黄土高原の一般的な条件下では子実収量を低下するであろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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麦  ,  植物生理学一般 

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