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J-GLOBAL ID:201502215797106719   整理番号:15A1368566

バイオ-プロトン性イオン液体のBroensted酸性:[AA]Xアミノ酸イオン液体の酸性の大きさ

Bronsted acidity of bio-protic ionic liquids: the acidic scale of [AA]X amino acid ionic liquids
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巻: 17  号: 12  ページ: 5154-5163  発行年: 2015年12月30日 
JST資料番号: W2066A  ISSN: 1463-9262  CODEN: GRCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アミノ酸カチオンに基づくアミノ酸イオン液体(AAILs)[AA]X,酸性イオン液体であると考えられる代表的な「バイオ系」プロトン性イオン液体である。室温での[AA]XPILsのBroensted酸を初めて系統的に調べた。電位差滴定により[AA]Xの酸解離定数(pKa)を決定した。第一酸解離定数(pKa1)は1.98~2.42であった。pH計から得た[AA]X(0.010molL-1)の実際のpH値は2.26~2.44であり,上記実験pKa1によるpH計算値よりわずかに大きかった。指示薬としてp-ニトロアニリンを用いた紫外可視スペクトル下で行ったHammett法を用いて,[AA]Xの酸強度を決定した。そのH0値(0.010molL-1)は2.10~2.44の範囲内にあった。各種アミノ酸骨格と五つのアニオン(硝酸塩(NO3-),塩化物(Cl-),過塩素酸塩(ClO4-),トリフルオロメタンスルホン酸塩(OTf-)およびトリフルオロ酢酸塩(TfA-)アニオンを含む)を用いて,AAILsの酸性に及ぼすカチオンとアニオンの影響を調べた。AAILsのBroensted酸はカチオン構造,アニオン種および[AA]Xの濃度に依存した。さらに,密度汎関数法(DFT)を用いたクラスタ-連続体モデルによってpKa1理論値を調べた。実験および理論結果は[AA]XPILsがワンポット合成した一般的PILsより強いBroensted酸性を有することを示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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融解塩  ,  酸塩基平衡 
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