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J-GLOBAL ID:201502215799969722   整理番号:15A1107208

RANKL誘導性破骨細胞分化及び骨吸収に及ぼすビタミンKの抑制効果

The inhibitory effect of vitamin K on RANKL-induced osteoclast differentiation and bone resorption
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 3351-3358  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンKと骨代謝との相関を理解するためにRANKL誘導性破骨細胞分化及び骨吸収に及ぼすビタミンK<sub>1</sub>,メナキノン-4(MK-4)及びメナキノン-7(MK-7)の影響を比較して検討した。ビタミンK<sub>2</sub>群(MK-4及びMK-7)は,骨髄マクロファージ(BMMs)のRANKL媒介性破骨細胞形成を細胞毒性のエビデンスを伴わず,用量依存的に有意に抑制した。MK-4はMK-7と比較して有意に高い効率を発揮したが,RANKL処理したBMMsにおけるNFATc1蛋白質発現及びTRAP活性だけでなく,c-Fos,NFATc1,OSCAR及びTRAPなどの特異的破骨細胞分化マーカーmRNA発現はビタミンK<sub>2</sub>により抑制された。対照的にビタミンK<sub>1</sub>の同用量はRANKL誘導性破骨細胞形成に及ぼす抑制効果を示さなかったが,主要な破骨細胞形成遺伝子の発現を増加した。興味深いことに,ビタミンK<sub>1</sub>,MK-4及びMK-7は,破骨細胞性骨吸収を用量依存的に強く抑制した(p<0.01)。これらの結果は,破骨細胞形成に及ぼす調節作用は,多少異なるが,ビタミンK<sub>1</sub>,MK-4及びMK-7は,抗骨粗鬆症特性を有することを示唆している。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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その他のビタミン  ,  細胞生理一般  ,  運動器系の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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