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J-GLOBAL ID：201502215801650399   整理番号：15A0793313

シリカに基づくメソポーラスナノバイオマテリアルを用いた骨組織工学: 最近の進展

Bone tissue engineering using silica-based mesoporous nanobiomaterials:Recent progress

著者 (3件)： SHADJOU Nasrin (Dep. of Nanochemistry, Nano Technol. Res. Center and Fac. of Chemistry, Urmia Univ., Urmia, IRN) ,  HASANZADEH Mohammad (Dep. of Nanochemistry, Nano Technol. Res. Center and Fac. of Chemistry, Urmia Univ., Urmia, IRN) ,  HASANZADEH Mohammad (Drug Applied Res. Center, Tabriz Univ. of Medical Sciences, Tabriz 51664, IRN)
資料名： Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications  (Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications)
巻： 55  ページ： 401-409  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： W0574A  ISSN： 0928-4931  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨障害は集団の年齢中央値の上昇のため,かなり憂慮される。この状況において,組織工学は骨再生/置換のための現行の治療の妥当な方法になっている。組織工学骨構築物は骨治癒の強化のための好適な自家移植片および同種移植片材料の欠点から生じる要求を満たす可能性を有する。2~50nm範囲の孔サイズと表面反応性官能基を持つシリカベースのメソ構造化ナノマテリアルは,骨組織工学におけるそれらのエキサイティングな可能性のため,大きな関心を集めている。本レビューでは,骨組織工学のためのシリカに基づくメソポーラスナノマテリアルの応用を解説する。調製法と,メソポア鋳型と組成のメソポア-構造特性に対する効果,粒子と線維と球体と足場および複合体を含むこれらの材料の種々の形態を要約した。また,骨インプラントと骨セメントを製造するたための新規バイオマテリアルの開発に対する構造および組織特性の効果を考察する。骨組織工学用の3次元足場の構築への種々のメソポーラス材料の応用についても考察した。組織工学における簡単な背景を読者に提供することから始め,ついで骨組織工学におけるシリカ系メソポーラスバイオマテリアルの全ての重要成分を包括的に説明し,さらにマテリアルから足場へ,そして細胞から人工骨を誘導する組織工学への進展について解説した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *二酸化ケイ素 ,  ナノ粒子 ,  *ナノ材料 ,  *医用素材 ,  *生体工学 ,  骨疾患 ,  骨形成 ,  移植片 ,  骨移植 ,  骨セメント ,  人工骨 ,  シリカナノ粒子 ,  *メソポーラスシリカ ,  *骨組織工学 ,  骨再生 ,  *シリコン系ナノマテリアル ,  人工臓器 ,  装置 ,  生体代行装置
準シソーラス用語： シリカ ,  ナノマテリアル ,  *ケイ素系ナノマテリアル ,  *バイオマテリアル ,  骨障害 ,  自家移植片 ,  同種移植片 ,  *組織工学足場 ,  多孔性足場 ,  骨インプラント ,  人工骨移植

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R) ,  運動器系疾患の外科療法  (GG05030O)

タイトルに関連する用語 (3件)： シリカ ,  骨組織工学 ,  進展