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J-GLOBAL ID:201502215801779855   整理番号:15A0860140

急傾斜の粗な岩壁における岩表面温度の移動要因としての雪

Snow as a driving factor of rock surface temperatures in steep rough rock walls
著者 (5件):
資料名:
巻: 118  ページ: 64-75  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: A0504B  ISSN: 0165-232X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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観察によれば,かなりの量の雪が凸凹の岩壁に蓄積できることを示している。異質に分布した積雪は,岩盤表面のエネルギー・バランス,それゆえに,岩盤の熱構造に影響を及ぼす。岩壁の急勾配の南面と北面の岩温度と積雪深さの小スケールの変動を評価するために,空間分布マルチ法を適用し,スイスのGemsstockの35の連続的な地表面近傍の岩温度測定,高解像度積雪深観察,地球レーザー・スキャン,現場雪ピット調査と結合させた。岩表面の熱構造は,短・長波長放射線,アルベド,表面粗度,積雪深,時間的空間的雪分布に依存していた。岩棚のような微細地形学構造のために,およそ2mの雪は,75°までの角度の斜面でたまることができる。それゆえに,北面と南面の斜面間の平均年平均表面温度差は4°C未満である。しかしなから,日平均岩表面温度の最高10°Cのかなり小規模の変動性が,変動する雪分布のため岩壁の上に2,3メートル内で生じるが,これは非常に局所スケールの熱構造の異質性と複雑性を明らかにするものである。それに加えて,多変量解析から最高77%の地表面近傍岩温度の変動性を説明することができた。それは放射線と積雪深,さらには地形学の重要性を示すものである。岩壁では,地面の断熱は0.2mを越える積雪深から始める。これは,特に北面の斜面では,より高密度に詰め込まれなかった積雪の高い熱抵抗によるものである。さらに,積雪特性と熱伝導率の相違が岩壁で観察された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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雪氷学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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