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J-GLOBAL ID:201502215804235368   整理番号:15A0890293

カーボンナノチューブ高分子電解質製の透明電極と酸性環境への適用

Transparent electrodes made from carbon nanotube polyelectrolytes and application to acidic environments
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号: 13  ページ: 2009-2017  発行年: 2015年07月14日 
JST資料番号: D0987B  ISSN: 0884-2914  CODEN: JMREEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブ(CNT)は電子機器を始めとする分野で有望であるが,中でも透明電極材料として見込みがある。CNTの水分散系は,界面活性剤と超音波処理によって得ることができるが,CNTに欠陥をもたらす。その代替法として還元溶解法が開発され,負に帯電したCNT塩を損傷無く得られるはずである。そこで還元溶解法で得た透明電導膜(TCFs)は,超音波処理による膜よりも良好な性能を持つことと,膜の電気的性能における還元溶解の効果と膜のシート抵抗性を調製するCNTの長さ,に焦点を当てる。また,現状のインジウムスズ酸化物(ITO)が劣化する環境での利用が可能となる良好な耐酸性に加えて,CNT膜の電気活性を示す。またTCFsとして性能を満足するCNT薄膜の調整方法としてろ過技術に注目するものである。均質なTCFsを還元溶解あるいは超音波分散によって得た相異なるCNT水溶液のろ過によって調製した。CNTの長さが膜の電気的な性質を制御するため,超音波や強い剪断的な混合法を避けて,還元溶解により当初のCNTの長さを維持した。実験では,平均のCNT長さをダイオードレーザ分光法(DLS)により計測した。少層カーボンナノチューブ(FWCNT)と多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の表面抵抗率は,二点接触法により測定し,(SWCNT)は4点接触法で測定した。耐食性を評価するためにカソード分極法による電気化学測定を行った。実験の結果,TCFs向けではCNTの長さが重要な要素であるが,加えて分散時に欠陥を持ち込む点で,還元溶解法が従来の超音波処理などに対して勝っているとした。そしてCNT膜は,電極材料として,とりわけ酸性環境下の安定性に関して,ITOを置き換えるものであるとした。
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分類 (3件):
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炭素とその化合物  ,  燃料電池  ,  固体デバイス材料 
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