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J-GLOBAL ID：201502215845875346   整理番号：15A0589546

安定同位体希釈ガスクロマトグラフィー質量分析法によるワイン中の複素環式アセタールの迅速分析

Rapid analysis of heterocyclic acetals in wine by stable isotope dilution gas chromatography-mass spectrometry

著者 (3件)： PETERSON Ana L. (Dep. of Viticulture and Enology, Univ. of California, Davis, CA 95616, USA) ,  GAMBUTI Angelita (Dep. of Agricultural Sciences, Univ. of Naples “Federico II”, viale Italia, 83100 Avellino, ITA) ,  WATERHOUSE Andrew L. (Dep. of Viticulture and Enology, Univ. of California, Davis, CA 95616, USA)
資料名： Tetrahedron  (Tetrahedron)
巻： 71  号： 20  ページ： 3032-3038  発行年： 2015年05月20日 
JST資料番号： E0234A  ISSN： 0040-4020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アセトアルデヒドとグリセロールからの複素環式アセタールは,酒精強化ワインの熟成と酸化のマーカーとして提案されている。ここでは,液液抽出法とガスクロマトグラフィー質量分析法によるこれらのアセタール(シス-及びトランス-5-ヒドロキシ-2-メチル-1,3-ジオキサンと,シス-及びトランス-4-ヒドロキシメチル-2-メチル-1,3-ジオキソラン)の分析を,熟成し酸化したテーブルワイン中のこれら化合物を迅速追跡するために最適化した。この方法は,3.0%のRSD以下の広範囲の直線性と再現性を提供し,また,2.85~13.5μg/Lの検出限界は,ワインで測定された典型的なレベルよりも有意に低かった。安定同位体希釈法は,この方法の精度を向上させた。赤ワインの酸化は,アセタールのレベルの増加と相関することを明らかにした。新しい方法の精度と速度は,ワインの熟成試験又はマイクロオキシジェネーション試験などの大型実験での酸化の定量化と,ワインの酸化マーカーとしてのこれらの物質の潜在的価値の評価を可能にするであろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *同位体希釈分析 ,  *GC-MS分析 ,  *ぶどう酒 ,  *アセタール ,  *酸素複素環化合物 ,  液液抽出 ,  検出限界 ,  熟成 ,  酸化 ,  酸触媒反応 ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： ガスクロマトグラフィー質量分析法 ,  ジオキサン誘導体 ,  *ワイン ,  *安定同位体希釈分析 ,  *環状アセタール ,  酸化反応 ,  酒精強化ワイン

分類 (4件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  ぶどう酒  (FK04024X) ,  質量分析  (CC03013N) ,  酸素複素環化合物一般  (CF07020K)

物質索引 (5件)： 2α-メチル-1,3-ジオキサン-5β-オール ,  2α-メチル-1,3-ジオキソラン-4β-メタノール ,  2β-メチル-1,3-ジオキソラン-4α-メタノール ,  アセトアルデヒド ,  グリセロール

タイトルに関連する用語 (7件)： 安定同位体 ,  希釈 ,  ガスクロマトグラフィー質量分析法 ,  ワイン ,  複素環 ,  アセタール ,  迅速分析