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J-GLOBAL ID:201502215868294057   整理番号:15A0609355

包晶および極低炭素鋼のフェライトポテンシャルに及ぼす合金元素の効果

Effects of Alloying Elements on the Ferrite Potential of Peritectic and Ultra-Low Carbon Steels
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 781-790 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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包晶反応を含む鋼の凝固は,基本的に高温で生じるデルタフェライトからオーステナイト変態に付随する大きな体積の収縮による鋳造の際の縦面割れに対する本質的な傾向を持つ。従って,これらの鋼の鋳造は多大な注意を要する。フェライトポテンシャル(FP)は,凝固の際のデルタフェライトを形成する鋼の傾向の目安として広く受け入れられている。しかしながら,フェライトポテンシャルの最も共通的に用いられている定義は,厳密には普通炭素鋼にのみ適用できるが,商用鋼は幾つかの他の合金元素を含んでいる。従って,既存の定義はそれらの実際のフェライトポテンシャルを表すことができない。この観点から,本研究においては多成分鋼についての真のフェライトポテンシャルを評価するために新しい相関を開発した。幾つかの共通の合金化/溶質元素の影響をこのモデルを開発する際に考慮した。本モデル開発は,種々の溶質元素内の相互作用とそれらの全体的な包晶組成と包晶変態温度に及ぼす影響の決定を意図した精力的な熱力学計算を含んでいた。さらに,合金元素の濃度に対する包晶組成と温度の仮定した二次式依存性を,非線形多変数回帰分析の適用の上に採用した。最終的に,本相関は実際のプラントでの観察だけでなく文献に対して広範囲に検証した。他のモデルとの比較において,本モデル予測とプランとデータの間のかなり良好な一致を得ることができた。本モデルは鋳造運転に対する正しいパラメータを選択する上でプラント作業者を支援できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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凝固  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (10件):
  • 1) H. Fredriksson: Met. Sci., 10 (1976), 77.
  • 2) T. Emi and H. Fredriksson: Mater. Sci. Eng. A, 413-414 (2005), 2.
  • 3) M. M. Wolf: Continuous Casting, Vol. 9, Iron & Steel Society, Warrendale, PA, (1997), 63.
  • 4) A. Kagawa and T. Okamoto: Mater. Sci. Technol., 2 (1986), 997.
  • 5) J. Xu, S. He, T. Wu, X. Long and Q. Wang: ISIJ Int., 52 (2012), 1856.
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