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J-GLOBAL ID:201502215869393530   整理番号:15A0776996

溶融体からのナイロン6の自己核形成誘起非等温結晶化

Self-nucleation-induced nonisothermal crystallization of nylon 6 from the melt
著者 (9件):
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巻: 132  号: 35  ページ: ROMBUNNO.42413  発行年: 2015年09月15日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナイロン6の結晶化挙動に及ぼす広範囲の温度(130~280°C)での熱処理の影響を,DSC,FTIR及び加熱ステージ付偏光顕微鏡で研究した。異なった温度(Ts)で処理したナイロン6サンプルの結晶化とそれに続く溶融挙動を4タイプに分類した。Tsが236°C以上か213°C以下であるとナイロン6の結晶化挙動はTsの変動の影響を受けなかった。Tsが213~235°Cの範囲内であると,結晶化挙動はTsの変化に敏感であった。偏光顕微鏡実験によると,ナイロン6フィルムを231°Cに加熱すると細かい規則的なナイロン6セグメント/クラスターが持続した。そのため最も早い結晶化速度が観測された。Tsが214と223°Cの間であるとTmとΔHmは他の温度で処理したナイロン6サンプルより高かった。偏光顕微鏡による検討はまた,溶融ナイロン6は非溶融ナイロン6結晶を核形成中心として用いると220°Cで結晶化することを示した。より高温で結晶化すると,ナイロン6の結晶ラメラはより厚くなった。以上の結果は,種々の結晶的特徴を持ったナイロン6を得るための熱処理工程の合理的設計に有用である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 

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