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J-GLOBAL ID：201502215884269070   整理番号：15A0429259

パーコレーション近傍の安定なグラファイト懸濁液の粘度及び熱伝導率

Viscosity and Thermal Conductivity of Stable Graphite Suspensions Near Percolation

著者 (9件)： MA Lei (Huazhong Univ. Sci. and Technol., Wuhan, CHN) ,  MA Lei (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  WANG Jianjian (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  MARCONNET Amy M. (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  MARCONNET Amy M. (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  BARBATI Alexander C. (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  MCKINLEY Gareth H. (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA) ,  LIU Wei (Huazhong Univ. Sci. and Technol., Wuhan, CHN) ,  CHEN Gang (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts, USA)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 15  号： 1  ページ： 127-133  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラファイトフレークのエチレングリコール懸濁液の粘度,及び熱伝導率を体積分率,剪断速度,及びパーコレーション閾値温度(Tp)近傍の温度を変えて測定し,Tpの上下で大きく異なる粘度及び熱伝導率の体積分率依存性の傾向を見出した。Tp以下において熱伝導率は体積分率とともに,Tp以上におけるより急速に増大し,一方,粘度の挙動は逆であった。熱伝導率の増大は温度に対し殆ど依存しないが,剪断粘度は複雑な挙動を示した。Tp以下では粘度はすべての剪断速度において温度とともに減少し,Tp以上ではパーコレートしたネットワークの粘度は低剪断速度で温度とともに増大し,高い剪断速度では減少傾向に変化した。これらの複雑な剪断粘度の温度依存性を分散のペクレ数の懸濁液の微細構造のTp近傍の変化を考慮して理解し,実験結果が単一の無次元パラメータ(グラファイト粒子の回転拡散に基づくペクレ数)の計算により単一のマスタ曲線に集約できることを示した。

シソーラス用語： *グラファイト ,  *懸濁液 ,  ナノ構造 ,  *フレーク ,  *ずり粘度 ,  *熱伝導率 ,  体積率 ,  剪断速度 ,  閾値 ,  温度 ,  *パーコレーション ,  Peclet数 ,  依存性 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： パーコレーション閾値 ,  体積分率

分類 (2件)： コロイドのレオロジー  (BL01012I) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (1件)： エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (6件)： パーコレーション ,  近傍 ,  グラファイト ,  懸濁液 ,  粘度 ,  熱伝導率