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J-GLOBAL ID：201502215885928117   整理番号：15A1061288

塩化物含有溶液中のUNS N06022の再不動態化挙動

Repassivation Behavior Of UNS N06022 In Chloride-Containing Solutions

著者 (2件)： JUNG Hundai (Center for Nuclear Waste Regulatory Analyses, TX, USA) ,  AHN Tae M. (U.S. Nuclear Regulatory Commission, Washington, D.C., USA)
資料名： Corrosion Conference and Expo  (Corrosion Conference and Expo)
巻： 2015 Vol.6  ページ： 4317-4329  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0794B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地質学的貯蔵庫でのUNS N06022製の核廃棄物容器で起きる可能性のある硫黄促進腐食を検討するためにスクラッチ法で塩化物含有溶液中で22°Cと60°Cで硫黄が有る場合と無い場合で同合金の再不動態化を研究した。不動態皮膜がスクラッチで乱されると陽極電流は急激にピーク値まで増加し,その後数秒で定常値に向かい,強い再不動態化が示唆された。硫黄が無い場合は陽極電位が-0.1から0.5V_SCEに増加したときにはピーク電流はそれに比例して増加した。22°Cで0.01MのNa₂Sを添加したときは腐食速度は増加せず,再不動態化能力は劣化しなかったが,Na₂Sの添加を0.1Mに増加するか,温度を60°Cに上げたときはピーク電流が低下し,不動態膜の厚さの減少が示唆された。しかし再不動態化への強い傾向は認められた。暴気はピーク電流や再不動態化速度に大きくは影響しなかった。高い再不動態化は主にクロムとモリブデンに由来すると考えられた。

シソーラス用語： 塩化物 ,  溶液 ,  *ニッケル合金 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  タングステン含有合金 ,  鉄合金 ,  コバルト含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  *不動態化 ,  硫化ナトリウム ,  不動態皮膜 ,  電極電位 ,  放射性廃棄物 ,  金属容器 ,  耐食性 ,  腐食速度 ,  *防食 ,  腐食 ,  汚染 ,  硫黄
準シソーラス用語： *UNS N06022 ,  *再不動態化

分類 (1件)： 防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩化物 ,  溶液 ,  再不動態化 ,  挙動