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J-GLOBAL ID:201502215902643694   整理番号:15A0547767

銅ナノ粒子で改変した電極を用いた陰イオン交換クロマトグラフィーによるサトウキビバガス中のウロン酸の検出

Determination of uronic acids in sugarcane bagasse by anion-exchange chromatography using an electrode modified with copper nanoparticles
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 2347-2353  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ウロン酸,d-グルクロン酸,d-ガラクチュロン酸はリグノセルロース素材に含まれており,食品工業や化学工業で使用されている。それらはサトウキビバガスの繊維質構造に存在しており,分子構造中に発色団基や発蛍光団基の吸収がないので,伝統的な分光学的な方法により検出が制限されており,その検出は誘導体化でのみで可能となっている。定電位電着による銅ナノ粒子による改良型の検出器を開発した。d-ガラクチュロン酸やd-グルクロン酸をそれぞれ0.45V vs,0.48V vsで不可逆的に酸化した。Wall-jetセルでパルス電流検出を用いたクロマトグラフィーで改良したこの電極を用いた。280mM CH3COONa を加えた0.1M 水酸化ナトリムを含んだ溶出液も用いて,陰イオン交換カラム,CarboPac PA10を均一条件下で,ウロン酸の分離用に用いた。酸類の分離は,15分以内に完結できることがわかった。d-ガラクチュロン酸とd-グルクロン酸の検出限界はそれぞれ5.8×10-7,7.3×10-7であり,感度はそれぞれ3.6±1.8×106,1.9±1.0×106μA l mol-1であった。前述の開発した方法をバガス水解物の実サンプルに適用した。この試料中で検出された酸の量は,d-ガラクチュロン酸,d-グルクロン酸でそれぞれ15.8±0.5 g kg-1,12.5±0.5 g kg-1であった。これらの結果から提案した方法は誘導体化をせずに,これらの酸類の検出ができ,分析時間の短縮化,精度,妨害物質がないことなどのメリットがあることがわかった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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分析機器  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
タイトルに関連する用語 (5件):
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