文献

J-GLOBAL ID：201502215906831991   整理番号：15A0530323

格子ボルツマン方法を使用する長方形フィンの逆解析

Inverse analysis of a rectangular fin using the lattice Boltzmann method

著者 (2件)： BAMDAD Keivan (School of Chemistry, Physics, and Mechanical Engineering, Queensland Univ. of Technol., Brisbane, AUS) ,  ASHORYNEJAD Hamid Reza (Fac. of Mechanical Engineering, Guilan Univ., Rasht, Islamic Republic of Iran)
資料名： Energy Conversion and Management  (Energy Conversion and Management)
巻： 97  ページ： 290-297  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： A0552A  ISSN： 0196-8904  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反転法は,直接測定が不可能な熱伝導問題で未知の変数を決定するにおいて多くの用途を有している。最も普遍的な逆問題は反復的で,特に複雑な幾何学の場合時間を消費するので,より効率的な方法を開発することが必要と思われる。本論文では,いくつかの境界状態下の直接的で過渡な伝導-対流熱伝達問題(フィン)が,格子ボルツマン方法(LBM)を使用して解法され,次に,結果は首尾よく有限差分法と解析解の両方に対して確証された。次に,逆問題において,長方形フィンの未知の底温度と熱流束の両方が,随伴行列共役勾配法(ACGM)とLBMを結合することにより推定された。厳密値と推定結果の間の厳密な一致は,ACGM-LBMの正当性と精度を確認した。ACGM-LBMの計算時間を比較するために,逆問題が,同じく陰有限差分法により解法された。この比較は,ACGM-LBMが過渡的な伝導対流熱伝達問題における未知の熱境界条件を求めるための正確で迅速な方法であると立証した。理想の温度分布が利用可能な時,調査結果はフィンにおける未知の変数を効率的に求めることができる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 解析 ,  流動解析 ,  *Boltzmann方程式 ,  *差分法 ,  *対流熱伝達 ,  熱伝達 ,  境界条件 ,  *逆問題 ,  *共役勾配法 ,  *CPU時間 ,  フィン
準シソーラス用語： 逆解析 ,  *格子Boltzmann法 ,  *有限差分法 ,  過渡熱伝達 ,  *熱伝導逆問題 ,  *計算時間

分類 (1件)： 対流・放射熱伝達  (PA02030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 格子 ,  長方形 ,  フィン ,  解析