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J-GLOBAL ID:201502215908377806   整理番号:15A0940866

抗菌薬の標的-クラスと物理化学的性質の間の関係

The relationship between target-class and the physicochemical properties of antibacterial drugs
著者 (2件):
資料名:
巻: 23  号: 16  ページ: 5218-5224  発行年: 2015年08月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しい作用機序(MOA)の抗菌薬の発見は,ヒトを標的とする薬物とは異なる物理化学的空間領域を抗菌薬が占めているという概念と関連している。一般的に,抗菌剤はより高い分子量,より低いlogP及びより高い極性表面領域(PSA)を有する。ここでは,ChEMBLデータベースに記載されている約1700の承認薬の物理化学的特性を分析することにより,標的がリボ蛋白質(すなわちRNAと蛋白質の複合体)である抗菌剤は,通常のヒト”薬物様”化学空間から外れているのに対し,細菌蛋白質標的を調節する抗菌剤は,一般に古典的ヒト経口薬に対するルールオブ5ガイドラインに準拠していることを明らかにした。本研究の分析から,抗菌薬の強い標的(蛋白質標的化またはリボ蛋白質標的化のどちらか)-クラス関連を示唆した。新規抗菌リードシリーズを提供するためのスクリーニングアプローチの失敗と,スクリーニングコレクションの化学的空間特性を有する抗菌薬のこの乏しい成功率との関連が文献において多くの議論がなされている。本研究の分析は,標的-クラスの検討は抗菌性リード化合物の発見における過小評価因子であるかもしれず,実際には多分,細菌の蛋白質標的はヒト蛋白質標的に類似した結合部位の特性を有するであろうということを示唆し,より大きな,より極性の高い化合物が,将来の抗菌発見成功の重要な部分であるという仮定に疑問を投げかける。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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薬物の物理化学的性質  ,  薬物の分析  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  分子・遺伝情報処理 
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