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J-GLOBAL ID:201502215919516921   整理番号:15A0847321

アミロイド-βフィブリルの光イメージングのためのNIAD-4の脱凝集誘起蛍光増強

Disaggregation-induced fluorescence enhancement of NIAD-4 for the optical imaging of amyloid-β fibrils
著者 (5件):
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巻: 17  号: 30  ページ: 19718-19725  発行年: 2015年08月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Alzheimer病の主な特徴は脳におけるアミロイド-β(Aβ)凝集体の析出である。この疾患の早期診断にはそのような凝集体の迅速かつ正確なin vivo検出が必要である。NIAD-4は,λ>600nmにおける高強度発光および血液脳関門(BBB)を迅速に通過しAβ析出物を標的とする能力によって,開発された最も有望なin vivoマーカーの1つである。さらに,NIAD-4はアミロイドフィブリルに結合すると劇的な蛍光増強を示し,この蛍光増強は良好なイメージングコントラストの達成のために必須である。最適化光学プローブの調製のための新規な設計概念の確立を目的として,本研究は一群の計算機技法(TD-DFTおよびCASPT2計算,ab initio分子動力学およびタンパク質エネルギーランドスケープ探索)および分光技法を用いてNIAD-4の優れた性能の理由を調べた。分子ローターまたは極性感作色素として動作する他のマーカーとは異なり,本論文においてはNIAD-4がアミロイドフィブリルと結合すると観測される高い蛍光イメージングコントラストが可逆凝集の結果であることを明らかにした。NIAD-4は水溶液中で非常に低い濃度で既に非発光集合体を形成し,これがAβ析出物の疎水性空隙への拡散によって高蛍光性単量体化学種に変換された。この結果は,アミロイド検出のための先端蛍光マーカーを目指す新しい戦略として凝集誘起過程を利用する道を開いた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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有機化合物のルミネセンス  ,  コロイド化学一般 

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