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J-GLOBAL ID：201502215922670656   整理番号：15A0837326

蒸発計による月蒸発量の傾向解析に対する革新的方法

An innovative method for trend analysis of monthly pan evaporations

著者 (1件)： KISI Ozgur (Canik Basari Univ., Architecture and Engineering Fac., Civil Engineering Dep., 55080 Samsun, TUR)
資料名： Journal of Hydrology  (Journal of Hydrology)
巻： 527  ページ： 1123-1129  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： C0584A  ISSN： 0022-1694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蒸発皿・蒸発量の傾向解析を,革新的な動向(IT)方法によって実行した。IT結果を,一般的に使用されるノンパラメトリックMann-Kendall(MK)方法と比較した。有意の低減傾向をAdiyaman観測所(トルコ)見出した。トルコに位置するDiyarbakir及びKilis観測所は有意の増加傾向を示した。MKに対する革新的方法の利点を明らかにした。蒸発皿・月蒸発量の傾向解析を,最近開発した革新的な傾向解析(ITA)法を用いて行った。ITAを,トルコの6つの異なる場所,トルコのAdiyaman, Batman, Diyarbakir, Gaziantep, Kilis及びSiirtの月蒸発皿・蒸発量データに適用した。蒸発皿・蒸発量の月傾向も一般的に使用されているノンパラメトリックMann-Kendall(MK)方法により調べた。MK方法によると,Adiyaman観測所に対して有意の減少傾向を見出し,一方,Diyarbakirと Kilis観測所に有意の増加傾向を,10%の信頼水準で,を示した。MKに関して,Batman,GaziantepとSiirt観測所では傾向を見出せなかった。ITA結果はBatman,GaziantepとSiirt観測所は低,中及びピーク蒸発皿・蒸発量は幾つかの増加及び減少傾向を有したが,MK試験によるこれらの観測所に対する傾向は無かった。革新的な方法の主な利点は,これが系列相関,非正常性及びサンプル数を含む如何なる仮定にも依存せず,低,中及び高データ傾向をこの方法により容易に観測できる事である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 蒸発計 ,  *蒸発量 ,  方法論 ,  トルコ共和国 ,  データ処理
準シソーラス用語： Mann-Kendall法 ,  革新的方法 ,  気象観測所 ,  傾向解析 ,  系列相関 ,  蒸発皿蒸発計

分類 (1件)： 気象学一般  (DC05010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蒸発計 ,  月 ,  蒸発量 ,  傾向解析