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J-GLOBAL ID:201502215942514219   整理番号:15A1107495

Si添加鋼のFe-Zn合金化反応に及ぼすSi酸化物の影響

Influence of Si Oxide on Fe-Zn Galvannealing Reaction of Si-added Steel Sheet
著者 (5件):
資料名:
巻: 66  号: 10  ページ: 477-483  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: G0441B  ISSN: 0915-1869  CODEN: HYGIEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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亜鉛めっき鋼板は,腐食防止の観点から自動車用鋼への適用が広まってきている。しかしSi添加鋼では,鋼中に固溶Siや異なった形態のSi酸化物(内部酸化,外部酸化)のFe-Zn合金化への影響は明らかになっていない。そこで本研究では,Si添加量の異なる鋼を用いて,Siの外部酸化および内部酸化がFe-Zn合金化反応へ及ぼす影響について検討を行った。得られた知見を以下に示す。1)露点223Kの雰囲気で再結晶焼鈍を行うとSiの内部酸化,外部酸化とも抑制された。一方,238Kでは外部酸化が,露点263Kでは内部酸化物が優先的に形成した。2)露点238Kで再結晶焼鈍したものでは,Fe-Zn合金化の反応領域が限定され,合金化が抑制された。3)露点263Kで再結晶焼鈍したものでは合金化反応が促進された。4)鋼板表面層の固溶Siが多い条件では,溶融めっき処理直後に形成されるζ相が粗大化し,合金化反応進行過程でのΓ相の成長が抑制された。
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分類 (2件):
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溶融めっき  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (29件):
  • 1)近田敏弘 ; 材料フォーラムテキスト, p. 1(自動車技術会, 1997).
  • 2)加藤千昭 ; 第224回塑性加工シンポジウム講演要旨集, p. 29(日本塑性加工学会, 2003).
  • 3) M. Sagiyama ; Bulletin of the Iron and Steel Institute of Japan, 9, 367 (2004).
  • 4) H. Hayashi ; Journal of the JSTP, 35, 1087 (1994).
  • 5) Y. Kuriyama, M. takahashi and H. Ohashi ; Journal of JSAE, 55, 51, (2001).
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