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J-GLOBAL ID：201502215957920590   整理番号：15A1149518

軽ランタニドベースの線形LnZn₂三核錯体の遅い磁気緩和

Slow magnetic relaxation of light lanthanide-based linear LnZn₂ trinuclear complexes

著者 (6件)： TAKEHARA Chika (Fac. of Sci., Nara Women’s Univ., Nara, Nara 630-8506, Japan. [e-mail]) ,  THEN Poh Ling ,  KATAOKA Yumiko ,  NAKANO Motohiro ,  YAMAMURA Tomoo ,  KAJIWARA Takashi
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 44  号： 41  ページ： 18276-18283  発行年： 2015年11月07日 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4つの等構造の三核錯体[Ln(NO₃){Zn(L)(SCN)}₂](H₂Lはo-バニリンおよびエチレンジアミンから誘導されたSchiff塩基リガンド)を合成した。それらは軽ランタニドイオンをスピンキャリアとして含む(Ln=Ce 1,Pr 2,Nd 3,Sm 4)。これらの錯体はZn(II)-Ln(II)-Zn(II)配列を含む。それらは軸方向にストレスのかかった配位子場を作り,Ce(III),Pr(III),Nd(III)に見いだされたグラウンドサブレベルの楕円型電子分配の中に,単分子磁石(SMM)挙動を起こす。1および3において,1000Oeの印加バイアス直流フィールドの下で遅い磁気緩和が観測された。一方2および4においてはこのような遅い緩和は観測されなかった。1および3におけるフィールド誘起SMM挙動の出現はKramersシステムとして知られるCe(III)およびNd(III)イオンの偶数J_zサブレベルに相関している。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *亜鉛錯体 ,  *希土類元素錯体 ,  *磁気緩和 ,  ネオジム ,  配位子場 ,  磁石 ,  プラセオジム化合物 ,  サマリウム ,  セリウム化合物 ,  金属イオン ,  アルキレンジアミン ,  ジアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： Schiff塩基 ,  サマリウムイオン ,  セリウムイオン ,  プラセオジムイオン(3+) ,  *ランタニド錯体 ,  単分子磁石

分類 (3件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  磁気共鳴・磁気緩和一般  (BM07010T)

物質索引 (2件)： エチレンジアミン ,  o-バニリン

タイトルに関連する用語 (4件)： ランタニド ,  線形 ,  三核錯体 ,  磁気緩和