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J-GLOBAL ID：201502215966290370   整理番号：15A0290974

RpoSおよびSpoT間の調節性フィードバックループは水中Legionella pneumophilaの生存を支援する

A Regulatory Feedback Loop between RpoS and SpoT Supports the Survival of Legionella pneumophila in Water

著者 (5件)： TRIGUI Hana (McGill Univ., Quebec, CAN) ,  DUDYK Paulina (McGill Univ., Quebec, CAN) ,  OH Jinrok (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  HONG Jong-In (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  FAUCHER Sebastien P. (McGill Univ., Quebec, CAN)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 81  号： 3  ページ： 918-928  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水生病原菌L.pneumophilaの生存に寄与する因子を,水中生存能が低下した変異株のスクリーニングにより同定した。rpoS遺伝子内にトランスポゾンの挿入を持つ変異株を得,本変異株のトランスクリプトーム解析から,RpoS蛋白質が複製,転写および翻訳に関わる遺伝子を抑制していることが分かった。rpoS変異株は水中で野生株より転写的に高活性で,特に脂肪酸枯渇応答性因子SpoTの過剰発現との関連が分かった。SpoTの過剰発現は,アミノ酸枯渇下での生存に必要な(p)ppGppを低減し,これら変異株へのRpoSの導入は,SpoTの発現を抑制し,(p)ppGpp産生量を増加させた。RpoSおよびSpoT間のネガティブフィードバックループがL.pneumophilaの水中における生存に重要な役割を果たしていることを示唆した。

シソーラス用語： *Legionella pneumophila ,  水生生物 ,  フィードバック制御 ,  バイオフィードバック ,  遺伝的調節 ,  突然変異体 ,  細胞増殖 ,  遺伝子 ,  *σ因子 ,  トランスクリプトーム ,  遺伝子発現 ,  *グアニンヌクレオチド ,  ヌクレオチジルトランスフェラーゼ ,  細胞生理
準シソーラス用語： *(p)ppGpp ,  rpoS遺伝子 ,  *RpoS蛋白質 ,  spoT遺伝子 ,  フィードバックループ ,  過剰発現 ,  緊縮応答 ,  水生細菌 ,  生存性

分類 (2件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： RpoS ,  SPOT ,  調節 ,  フィードバックループ ,  水中 ,  Legionella ,  生存 ,  支援