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J-GLOBAL ID:201502215977496876   整理番号:15A1148816

溶媒抽出/ICP-AESによるコバルト-クロム-モリブデン合金中微量ニッケルの定量

Determination of Trace Amounts of Nickel in Cobalt-Chromium-Molybdenum Alloys by ICP-AES after Liquid-liquid Extraction
著者 (3件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 689-693 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Co-Cr-Mo(CCM)合金を酸で分解した後,コバルト,クロム及びモリブデンを除去し,微量に含有しているニッケルのみを分離・濃縮する手法を開発した.クロムは過塩素酸を用いて6価に酸化した後,濃塩酸を滴下して塩化クロミルとして揮散除去した.続いて9M塩酸に溶解したコバルトとモリブデンは4-メチル-2-ペンタノン-トリ-n-オクチルアミン溶液で抽出除去し,水相に抽出分離・濃縮した分析対象元素であるニッケルを誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES)で測定した.本法によりマトリックス元素であるコバルト,クロム及びモリブデンは99% 以上除去され,ニッケルは定量的に回収された.また本法の定量下限は0.0006% 以下と,酸分解後直接ICP-AESで測定する場合の定量下限0.01% より向上した.本法をニッケル含有率0.01% 及び,0.2% 程度のCCM合金試料について適用したところ,ニッケル発光線への分光干渉が除かれ良好な定量結果を得られた.(著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属,合金の各種分析 

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