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J-GLOBAL ID:201502215996201984   整理番号:15A0792387

緩衝剤の無い三価のギ酸クロム電解質を用いた混合クロム金属-炭化物-酸化物被覆の電着

Electrodeposition of mixed chromium metal-carbide-oxide coatings from a trivalent chromium-formate electrolyte without a buffering agent
著者 (5件):
資料名:
巻: 173  ページ: 819-826  発行年: 2015年08月10日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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緩衝剤の無い三価のギ酸クロムから低炭素軟鋼上への混合クロム金属-炭化物-酸化物被覆の電着を,物質流束の精密制御が可能な回転円筒電極で検討した。平衡条件,すなわち,pH2.3のバルク電解質で,Cr(III)は,主に[Cr(HCOO)(H2O)5]2+の形で存在した。電着機構を,用いる電流密度を制御した水素発生反応で増加した表面pHによって生成したCr(III)錯イオンの高速で段階的な水配位子の脱プロトン化をベースに提案した。三種類の様式で電流密度と物質流束について明らかにした。低電流密度では,電極で溶解性[Cr(HCOO)(OH)(H2O)4]+が生成し,電極上に沈着物は生成したかった(様式I)。特定の閾値以上の電流密度で,Cr(HCOO)(OH)2(H2O)3が電極上に沈着した(形式II)。沈着物のCr(III)の一部がCr金属に還元し,分解したギ酸塩が炭化クロムを生成させた。様式IIの沈着物の量と組成は,用いた電流密度,物質流束および電解時間に強く依存した。高電流密度で,[Cr(HCOO)(OH)3(H2O)2]-への酸塩基平衡のさらなる変化が,主に酸化クロムから成る沈着物を電極上に沈着させた(様式III)。様式IIと全く対照的に,様式IIIの沈着物の量と組成は,用いた電流密度,物質流速および電解時間によってほとんど変化しなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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電気めっき  ,  電解装置  ,  電解質水溶液  ,  電気化学反応 
物質索引 (1件):
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