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J-GLOBAL ID：201502216002534323   整理番号：15A1118064

チャンバー法を用いた木材ベースパネルからのVOC放出のための迅速試験法の比較【Powered by NICT】

Comparison of the Rapid Testing Method for VOCs-Emissions from Wood-Based Panels with the Chamber Method

著者 (2件)： Du Chao (Coll. of Material Sci. and Technol.,Northeast Forestry Univ., Harbin) ,  Shen Jun (Coll. of Material Sci. and Technol.,Northeast Forestry Univ., Harbin)
資料名： Linye Kexue  (Linye Kexue)
巻： 51  号： 3  ページ： 109-115  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2424A  ISSN： 1001-7488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】木質パネルから放出される揮発性有機化合物(VOCs)の迅速な試験を実現するために,木質パネルからのVOC放出を検出するための高効率,低投資で迅速な試験方法を検討した。〔方法〕高密度ファイバーボード,中密度ファイバーボード及びパーティクルボードからのVOCs放出を試験するために使用した迅速試験装置。ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)を用いて,揮発性有機化合物の成分と濃度を測定した。VOCs放出の迅速な試験機構を調べるために,VOCs放出速度と成分を調べた。急速試験法と排出試験室法の試験データの相関も比較した。[結果]結果は,迅速な試験法で試験した木質パネルの三種類の全揮発性有機化合物(TVOC)は低下傾向を示し,下降勾配は最初の三日間で高いことを示した。,斜面に達する平衡状態まで遅くなった。三種類の木質パネルのは13日以内に平衡状態に達した。降順に配置された迅速試験法によって試験した木質パネルの三種類の初期VOC放出速度が高密度ファイバーボード,中密度ファイバーボード及びパーティクルボード。それらの初期放出速度は344,267~212μgm-3~(-2)h~(-1)であった。二つの方法で検出されたVOCs放出成分はアレーン,アルケン,アルカン,アルデヒド,ケトン,エステル,アルコールおよび他の材料であった。主成分はアレーン,アルケン,アルカン及びアルデヒドであった。三種類の木質パネルのTVOC量のアレーンとアルケン排出量比率は50%以上であった。異なるVOCの放出速度間の相違は初期段階で高く,平衡状態に達した場合の差異は低かった。迅速試験法によって試験したVOC排出速度はチャンバー法により試験したよりも高かった。迅速試験法による試験高密度ファイバーボード,中密度ファイバーボードとパーティクルボードのTVOC初期速度はチャンバー法による試験の2.06,2.04と1.79倍であった。さらに,すべての種類のVOCs放出の量は様々な程度に改善した。二つの方法で試験した平衡は線形適合した。得られた線形方程式は1.171×-3.1252であり,適合度は0.985であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 平衡状態 ,  アルデヒド ,  芳香族炭化水素 ,  GC-MS分析 ,  揮発性有機化合物 ,  アルケン ,  *パーティクルボード ,  アルカン
準シソーラス用語： TVOC ,  試験データ ,  放出速度 ,  高密度 ,  木質パネル ,  *試験方法 ,  *チャンバー法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  森林植物学  (FF02020E) ,  改良木材  (FF05033J)

タイトルに関連する用語 (5件)： チャンバー法 ,  木材 ,  VOC ,  放出 ,  試験法