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J-GLOBAL ID:201502216004687649   整理番号:15A0622704

多価フェノールが豊富なモモとプラムの果汁消費はZuckerラットの肥満関連代謝異常と心血管疾患の危険因子を予防する

Consumption of polyphenol-rich peach and plum juice prevents risk factors for obesity-related metabolic disorders and cardiovascular disease in Zucker rats
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 633-641  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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果実由来多価フェノールは心血管代謝異常と心血管疾患の危険因子の予防が暗示されている。本研究の目的は心血管疾患を促進・発達させる肥満および代謝異常に対してモモとプラムの果汁消費が防御作用を持っているかどうかを検討することである。肥満Zuckerラットおよび痩せたラットに適宜モモ,プラム果汁またはプラセボを給餌した。体重増加,炎症の生化学的マーカーおよび分子マーカーおよび心臓組織の心血管疾患を定量化した。結果から,モモおよびプラム果汁消費は高血糖症,インシュリン抵抗性,レプチン抵抗性,脂質異常症,および低密度リポ蛋白質酸化などの肥満誘導代謝異常の組合せに対する予防効果が示された。このことは細胞間細胞接着分子-1,単球走化性蛋白質-1,NF-κBなど血漿および心臓組織中のアテローム生成促進的および炎症促進性バイオマーカーの発現低下および大動脈弓への細胞接着形成と一致していた。さらに,モモとプラム果汁消費は血漿中アンギオテンシンII濃度と心臓組織内のその受容体Agtr1を低下させることから,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γアゴニストとしてのモモとプラムの多価フェノールの役割が示唆された。さらに,プラム果汁のみが体重増加を有意に予防し,血漿中の高密度リポ蛋白質コレステロール/総コレステロール比率を増加させた。プラムの多価フェノール含有量の方が高いことがこの作用に大きく起因していた(モモの3倍)。まとめると,これらの結果から,食事時に糖含有量の高い飲料を多価フェノールリッチな果汁と置換することで心保護作用が達成できることが示唆された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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心臓作用薬の基礎研究  ,  食品の化学・栄養価  ,  果実飲料,加工飲料 

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