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J-GLOBAL ID：201502216013037640   整理番号：15A1038383

植物が産出する各種セスキテルベン類に適用するHenry定数の温度依存性

Temperature dependencies of Henry’s law constants for different plant sesquiterpenes

著者 (4件)： COPOLOVICI Lucian (Inst. of Technical and Natural Sciences Research-Development of “Aurel Vlaicu” Univ., Elena Dragoi 2, Arad 310330, ROM) ,  COPOLOVICI Lucian (Inst. of Agricultural and Environmental Sciences, Estonian Univ. of Life Sciences, Kreutzwaldi 1, Tartu 51014, Estonia) ,  NIINEMETS UElo (Inst. of Agricultural and Environmental Sciences, Estonian Univ. of Life Sciences, Kreutzwaldi 1, Tartu 51014, Estonia) ,  NIINEMETS UElo (Estonian Acad. of Sciences, Kohtu 6, 10130 Tallinn, Estonia)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 138  ページ： 751-757  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セスキテルペン類は植物が産出する炭化水素で,植物~植物間や植物~昆虫間で情報交換する際に重要な生態学的機能を発揮する。セスキテルペン類は反応性が高い為,大気化学で重要機能を発揮する。セスキテルペン類の気液平衡に於ける分配係数(Henry定数)やその温度依存性は知見が乏しいが,植物が産出するセスキテルペン類の定量的な計算機シミュレーションや各種の相内に於ける気相反応をモデリングする際に上記のデータが必要である。植物が産出して分子構造(脂肪族,単環,二環,三環セスキテルペン)が相違する重要なセスキテルペン類のHenry定数やその温度依存性を推算した。25°CのHenry定数はセスキテルペン類間で1.4倍も変動するが,値は単環モノテルペン類で実測した従来データの範囲内であった。セスキテルペン類のHenry定数は温度依存性が大きく,10°Cの温度上昇で約1.5倍も増加した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 大気化学 ,  *揮発性有機化合物 ,  *大気汚染物質 ,  単環セスキテルペン ,  二環セスキテルペン ,  三環セスキテルペン ,  鎖状セスキテルペン ,  *気液平衡 ,  分配平衡 ,  分配係数 ,  温度依存性 ,  *Henry定数 ,  単環モノテルペン ,  脂環式炭化水素 ,  不飽和炭化水素 ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  共役ジエン ,  大環状化合物 ,  ポリエン ,  セスキテルペン ,  ビニル化合物 ,  不飽和アルコール ,  ジエン ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  二環モノテルペン ,  カルボン酸エステル

分類 (3件)： 大気質調査測定一般  (SB03040I) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  一成分系の相平衡・状態図  (CB03013K)

物質索引 (13件)： β-ネオクロベン ,  γ-ネオクロベン ,  イソサチベン ,  α-セドレン ,  α-ネオクロベン ,  α-ファルネセン ,  α-フムレン ,  α-ロンギピネン ,  β-カリオフィレン ,  γ-グルジュネン ,  ネロリドール ,  バレンセン ,  酢酸ボルニル

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  産出 ,  Henry定数 ,  温度依存性