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J-GLOBAL ID:201502216021135448   整理番号:15A1098131

オキシム-カルボン酸の混合抽出剤の抽出挙動におよぼすカルボン酸の構造の影響

The Effect of Carboxylic Acid Structure on The Extraction Behavior of Oxime-Carboxylic Acid Mixture
著者 (6件):
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巻: 131  号: 10/11  ページ: 567-571  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,高濃度にマンガンを含む硫酸溶液からコバルトを回収するために,オキシム系抽出剤であるLIX63とカルボン酸系の混合抽出剤を用い,抽出特性の変化からコバルトの抽出に影響を与える要因を明らかにした。カルボン酸系抽出剤の添加により,抽出曲線は低pH側にシフトし,添加するカルボン酸系抽出剤のpKaが小さいほどシフト量が大きくなることを確認した。スロープアナリシスから,プロトン交換反応によってコバルトを抽出しているのはLIX63であり,カルボン酸系抽出剤は溶媒和していると推定した。これらのことから,オキシムの近くに電子吸引性の強い原子が存在すると,オキシムの持つO-H結合の電子密度が低下し,プロトン交換反応が起こりやすくなる,すなわち,抽出曲線を低pH側へシフトさせるという抽出機構が考えられた。
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分類 (2件):
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精錬  ,  資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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