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J-GLOBAL ID：201502216023472719   整理番号：15A1378539

石油回収能力向上のためのトリメチレンスペーサを用いた二量体第四アンモニウム塩の物理化学的およびマイクロエマルション特性

Physicochemical and microemulsion properties of dimeric quaternary ammonium salts with trimethylene spacer for enhanced oil recovery

著者 (4件)： NGUELE Ronald (Kyushu Univ., Resources Production and Safety Engineering Lab., 744 Motooka, Nishi-ku, 819-0395, Fukuoka, JPN) ,  SASAKI Kyuro (Kyushu Univ., Resources Production and Safety Engineering Lab., 744 Motooka, Nishi-ku, 819-0395, Fukuoka, JPN) ,  SALIM Hikmat Said-Al (North Wing UCSI Univ., Dep. of Chemical & Petroleum Engineering, Cheras, 56000, Kuala Lumpur, Malaysia) ,  SUGAI Yuichi (Kyushu Univ., Resources Production and Safety Engineering Lab., 744 Motooka, Nishi-ku, 819-0395, Fukuoka, JPN)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 293  号： 12  ページ： 3487-3497  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジェミニ(Gemini)界面活性剤とも呼ばれるダイマー界面活性剤は,スペーサと一緒に結合した分子中に2つの親水性頭部基および2つの疎水基を有する有機物質とみなされる。この研究では,トリメチレンスペーサ基(m-3-m)に結合した四級アンモニウム臭化物の二量体界面活性剤が,油回収を高めるための潜在的なミセル溶液として研究した。静的表面張力,界面張力および最適塩分は,それらの物理化学的およびマイクロエマルション特性をキャラクタリゼーションした。モデル化された石油流体を用いて,臨界ミセル濃度(CMC)は,界面活性剤の化学的構造だけでなく,液相の組成にも依存することを見出した。スペーサ基の性質および/または長さは,二量体界面活性剤の空間的再配列に有意に関与し,その後表面特性が変化した。同じスペーサ基について,超低界面張力を達成した。油溶性の促進は,より長いアルキル鎖に対して顕著な効果を有する界面活性剤について見出した。さらに,相挙動に及ぼす金属二価イオンの影響と存在の両方について考察した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *界面活性剤 ,  塩 ,  *第四アンモニウム ,  *マイクロエマルション ,  *界面張力 ,  アルキル基 ,  親水性 ,  疎水性 ,  臨界ミセル濃度 ,  *金属イオン ,  炭化水素 ,  *強制採収法 ,  界面 ,  *油溶性 ,  鎖長効果 ,  二量化 ,  *ミセル効果
準シソーラス用語： *ジェミニ界面活性剤 ,  石油系炭化水素 ,  *石油増進回収 ,  *第四アンモニウム塩 ,  *油水界面

分類 (1件)： その他の洗浄剤  (YG02040W)

物質索引 (2件)： N,N′-ビス(ドデシル)-N,N,N′,N′-テトラメチル-1,3-プロパンジアミニウム ,  N,N′-ビス(ヘキサデシル)-N,N,N′,N′-テトラメチル-1,3-プロパンジアミニウム

タイトルに関連する用語 (5件)： 石油 ,  能力向上 ,  二量体 ,  第四アンモニウム塩 ,  マイクロエマルション