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J-GLOBAL ID：201502216029482627   整理番号：15A1134014

金および白金粒子で修飾されたメソ多孔質構造を作製するためのバイオ鋳型としてのM13ファージの利用

Using the M13 Phage as a Biotemplate to Create Mesoporous Structures Decorated with Gold and Platinum Nanoparticles

著者 (4件)： VERA-ROBLES L. Irais (Universidad Autonoma Metropolitana-Iztapalapa, Mexico, MEX) ,  GONZALEZ-GRACIDA Jaqueline (Universidad Autonoma Metropolitana-Iztapalapa, Mexico, MEX) ,  HERNANDEZ-GORDILLO Armin (Universidad Autonoma Metropolitana-Iztapalapa, Mexico, MEX) ,  CAMPERO Antonio (Universidad Autonoma Metropolitana-Iztapalapa, Mexico, MEX)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 31  号： 33  ページ： 9188-9197  発行年： 2015年08月25日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： M13バクテリオファージがシリコン前駆体の存在のもとで融通性の高いバイオ鋳型として規則的なメソ多孔質構造の作製に利用できることを見出した。主要被覆蛋白質p8にチオール基を結合させて化学的に修飾した。得られたチオール化ファージは,メソ多孔質シリカ材料へと誘導するためのバイオ鋳型として利用できる。同時に,このチオール官能基を用いてAu⁺³およびPt⁺⁴のような金属イオンを,M13-金属イオン複合体を形成させて固定化することが可能である。複合体は構造発展してメソ多孔質網目に捕捉された金属ナノ粒子となる。Au⁺³イオンのAu⁰への還元は蛋白質残基による。金を含むメソ多孔質構造を用いてNaBH₄の存在下4-ニトロフェノールおよびメチレンブルーの還元を行った。チオール化ファージから得られた金の多孔質構造は,M13のみから得られたそれよりも高い触媒活性を示した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *二酸化ケイ素 ,  化学合成 ,  *M13ファージ ,  置換反応 ,  *触媒活性
準シソーラス用語： チオール化 ,  *メソ多孔質シリカ ,  金イオン ,  *金ナノ粒子 ,  鋳型合成 ,  *白金ナノ粒子

分類 (2件)： ウイルス学一般  (EG04010J) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 金 ,  白 ,  金粒子 ,  修飾 ,  メソ多孔質 ,  作製 ,  鋳型 ,  M13ファージ