抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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色素増感太陽電池(DSSC)の電解質を固体材料だけで構成することに成功し,室内の微弱な光源における発電性能を大幅に向上させた。固体材料にすることで,安全性および耐久性の面で液体型DSSCの実用化課題を解決した。市場でトップレベルの性能とされているアモルファスシリコン太陽電池(6.5μW/cm2)と比較し,新開発の完全固体型DSSCは,13.6μW/cm2とこれまでの2倍以上の優れた発電性能であった。また,85°Cという色素剥がれが起きやすい高温環境下で約2,000時間放置しても,発電性能の劣化がないことを確認した。リコーは環境発電用光環境発電素子として固体型DSSCの応用を積極的に目指します。(著者抄録)