文献
J-GLOBAL ID:201502216069114728   整理番号:15A0793219

スペイン産のLavandula stoechas精油:GC-MS法で調べた芳香族化合物の,様相とその抗酸化活性及びリポキシゲナーゼ阻害活性

Lavandula stoechas essential oil from Spain: Aromatic profile determined by gas chromatography-mass spectrometry, antioxidant and lipoxygenase inhibitory bioactivities.
著者 (5件):
資料名:
巻: 73  ページ: 16-27  発行年: 2015年10月30日 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スペイン南東地域で栽培されたLavandula stoechasから得た精油(EOs)について,GC-MS法を用いて,芳香族化合物の成分組成を調べた。主要成分の中で,多量に含まれる成分として,フェンコン(33~37%),カンファー(16~24%),ユーカリプトール(17~18%)が同定された。鏡像異性体選択性GC分析によって,リモネン,フェンコン,カンファーが右旋性化合物であること,カンフェン,リナロール,E-β-カリオフィレンが左旋性化合物であることが示された。これらの鏡像異性体は,EOsが天然由来であることの証拠になる。フリーラジカル(ORAC,DPPH,ABTS)捕捉能,キレート化力,還元力を調べた結果,EOsが抗酸化活性を持っていることが示され,リナノールとチモールが関与している可能性が推察された。また,EOsは,温和なリポキシゲナーゼ阻害活性も見られ,抗炎症効果が期待でき,主にチモール,フェンコン,カンファーによるものと推察された。これらの特性から,L. stoechasのEOsは,天然性化粧品として,あるいは多くの皮膚病薬の天然代替医薬品としての利用の可能性が期待できると考察された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  生物学的機能  ,  精油,香料 

前のページに戻る