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J-GLOBAL ID:201502216072259869   整理番号:15A0859666

短報:乾乳期中の異なるエネルギーレベルの飼料を給餌した乳牛からの初乳と牛乳の葉酸とビタミンB12

Short communication: Folates and vitamin B12 in colostrum and milk from dairy cows fed different energy levels during the dry period
著者 (7件):
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巻: 98  号:ページ: 5454-5459  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,乾乳期中に異なるレベルのエネルギーを給餌した乳牛の泌乳初期の初乳と牛乳の葉酸とビタミン(V)B12濃度を評価するため行われた。全部で84頭のホルスタイン経産牛は,予測分娩57日前にTMRとして給餌された以下の飼料処置の1つに配分された:(1)高エネルギー群乾乳牛飼料[維持のための正味エネルギー1.35Mcal/kg乾物量(DM);1日のDMベースで56%コーンサイレージ,12%小麦藁,及び32%濃厚飼料];(2)制御エネルギー群乾乳牛飼料(1.14Mcal/kg乾物量(DM);1日のDMベースで29%コーンサイレージ,36%小麦藁,及び35%濃厚飼料);または(3)中間漸増飼料(乾乳から分娩予定29日前まで制御エネルギー飼料で,次に分娩予定28日前から分娩まで制御及び高エネルギー飼料の50:50混合飼料への切り替え)。分娩後,全頭が泌乳42日(DIM)までTMR(1日のDMベースで44%コーンサイレージ,14%グラスサイレージ,及び42%濃厚飼料)を給餌された。初乳は分娩後初回搾乳で採取され,牛乳は11と39±2DIMで朝搾乳中に採取された。初乳量と11と39DIMの乳量は,処置に影響されなかった。初乳量は6.8±0.7kg平均だが,11と39DIMでの乳量は,平均でそれぞれ40.3±1.5と48.9±1.3kg/dであった。初乳と牛乳中の葉酸濃度は,処置間で異ならなかった。初乳の葉酸濃度(440.3±18.8ng/mL)は,11(93.7±3.0ng/mL)や39DIM(78.4±2.6ng/mL)の牛乳中の葉酸濃度より高かった。牛乳中のVB12濃度は処置の影響が顕著でなかったが,初乳のVB12濃度は,中間乳牛(23.5±1.4ng/mL)より制御エネルギー乳牛(31.7±1.4ng/mL)で高かった。11と39DIMで,VB12の乳中濃度はそれぞれ,3.8と3.1±1.4ng/mLであった。要約すると,結果は,乾乳期の飼料変化は初乳のVB12濃度を変化させられるが,泌乳初期の乳中の葉酸とVB12の濃度に影響はなかったことを示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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牛  ,  飼料一般  ,  原乳の品質と処理 
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