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J-GLOBAL ID:201502216087093304   整理番号:15A1073441

有機微量汚染質除去の三次ろ過への統合 PAC吸着と高度脱リンの複合

Integrating organic micropollutant removal into tertiary filtration: Combining PAC adsorption with advanced phosphorus removal
著者 (3件):
資料名:
巻: 84  ページ: 58-65  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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粉末活性炭(PAC)の深層濾過装置への直接添加による,二次処理水中の有機微量汚染質(OMPs)及びリンの同時除去を目指して,単段高度処理パイロット試験装置で調査した。PAC添加量10~50mg/Lの添加が,ろ過性能及び15種類の選定OMPsの除去に与える影響の点から18か月に亘り評価した。PACは,ろ過によって効果的に保持され,ろ過装置頭損失に負の影響をもたらさなかった。粒子破過までのろ過装置運転時間は,主として凝集剤投与量に依存し,添加PAC負荷による著しい短縮を起こさなかった。凝集によるSS及びリンの除去は,PAC投与量とは,事実上無関係であった。PAC投与量35mg/Lの条件は,高度吸着性OMPs(例えば,カルバマゼピン,ジクロフェナク)の>80%の除去及び中庸吸着性OMPs(例えば,プリミドン,スルファメトキサゾール)の50~80%除去に適合性を示した。20mg/LPAC添加の場合,高度吸着性OMPsに対する除去率の中央値は50~80%で,中庸吸着性OMPsに対しては30~50%であった。全OMPsの減少は,10mg/L-PACの場合は低く(<50%),下水の有機物含量が高い(DOC中央値11.2mg/L)ことが原因である可能性がある。吸着除去に加えて,ある種のOMPs(例えば,4-ホルミルアミノアンチピリン)の濃度低下は,ろ過装置内における生物学的変換のせいと考えられる。ろ床表層蓄積PACへの吸着は,ろ過装置運転時間延長と共にOMP吸着の改善をもたらした。パイロット試験によるOMP除去と実験室吸着実験を対比して,回分試験結果の,実務におけるOMP吸着除去評価へ適用可能性を認めた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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その他の廃水処理・処分  ,  汚染原因物質一般 

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