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J-GLOBAL ID：201502216089960587   整理番号：15A0875604

浄化槽の曝気槽および接触曝気槽における水の動きに関する研究

著者 (2件)： 前田信治 (前田衛生興業) ,  岡田誠之 (東北文化学園大 科学技術)
資料名： 用水と廃水  (Journal of Water and Waste)
巻： 57  号： 8  ページ： 612-617  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： G0195A  ISSN： 0513-5907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,浄化槽の曝気槽および接触曝気槽における,槽内の水の流れの解明に向けてMorril指数,短絡指数を用いて検討を進めた。単槽について流入口と流出口の距離を変えた条件,曝気槽を2槽に区分し移流口の開口部の大きさを変化させた条件,および曝気槽に接触材を縦あるいは横に充槇した条件で実験を行なった。結果,単槽においては,流入口と流出口の距離をできるだけ離す必要がある。2槽区分においては,隔壁開口率が低いほど押し出し流れとなり最大で15%程度まで推奨できること,波板型の接触材(波板ろ材)を縦または横に充填した条件では押し出し流れおよび短絡流れに関しては差異がみられなかったこと,が明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *屎尿浄化槽 ,  *貯槽 ,  エアレーション装置 ,  *材料 ,  *充填材料 ,  水理学
準シソーラス用語： 浄化槽 ,  浄化槽本体 ,  曝気槽 ,  *接触曝気槽 ,  接触材 ,  充填材 ,  Morril指数 ,  短絡指数

分類 (2件)： 下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  し尿処理  (SC05020D)

引用文献 (11件)：

• 環境省水・大気環境局:平成25年度公共用水域水質測定結果 (http://www.env.go.jp/water/suiiki/h25/01.pdf)(2014).
• 国土交通省住宅局建築指導課,国土交通省国土技術政策総合研究所,(独)建築研究所,浄化槽の構造基準・同解説編集委員会編:浄化槽の構造基準・同解説2006年版,p.6,125,日本建築センター,東京(2006).
• (社)土木学会編:衛生工学実験指導書(プロセス編),p.41~43,土木学会,東京(1977).
• R. B. Grieves, W. F. Milbury, W. O. Pipes Jr. : A Mixing Model for Activated Sludge, J. Water Pollution Control Federation, 36 (5) 619-635 (1964) .
• 高松武一郎編:環境システム工学,p.59~78,日刊工業新聞社,東京(1978).

タイトルに関連する用語 (5件)： 浄化槽 ,  曝気槽 ,  水 ,  動き ,  研究