4つの零のニュートリノYukawaテクスチュアーにN<sub>2</sub>優勢レプトン創成を突きつける

ZHANG Jue

文献

J-GLOBAL ID：201502216092941500 整理番号：15A0773415

4つの零のニュートリノYukawaテクスチュアーにN₂優勢レプトン創成を突きつける

Confronting four zero neutrino Yukawa textures with N₂-dominated leptogenesis

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資料名：
巻： 91 号： 7 ページ： 073012.1-073012.14 発行年： 2015年04月
JST資料番号： D0748A ISSN： 1550-7998 CODEN： PRVDAQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

荷電レプトンYukawa行列と右巻きニュートリノに対するMajorana質量行列がどちらも実対角な形をとる弱基底において,ニュートリノYukawa行列M_Dに4つのテクスチュアー零がある制限されたI型シーソーシナリオを考えた。このような弱基底において,4つのテクスチュアー零は,低エネルギーニュートリノデータおよびニュートリノ質量が零でないという仮定と矛盾しない下で許される最大数であるが,この条件の下でM_Dにおける全物理的パラメータ数は7個で,現在はっきりと測定されているニュートリノパラメータの数と比較して2つだけ多い。そのため,低エネルギーニュートリノデータと無矛盾なテクスチュアーの数は,順階層に対しては54個,逆階層に対しては66個と非常に多くなる。模型をさらに制限するため,大統一理論に動機づけられて,ニュートリノYukawa行列が,アップ型クォークYukawa行列におけるものと似た階層的パターンを示すことを要求した。このような階層的要求の下,非対称性が2番目に軽い右巻きニュートリノN₂によって生成されるN₂優勢シナリオで機能するレプトン創成において,許されるテクスチュアーの数が非常に減少し,また,3つの軽いニュートリノが準縮退するシナリオが排除されることを示した。このような軽いニュートリノの準縮退シナリオは,来るニュートリノ実験ですぐにテストされるであろうと議論した。

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レプトン , ニュートリノ相互作用

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4つの零のニュートリノYukawaテクスチュアーにN2優勢レプトン創成を突きつける

4つの零のニュートリノYukawaテクスチュアーにN₂優勢レプトン創成を突きつける